一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1  花野来て閻魔の目鼻飽かず見る   

2010年09月11日 | 

(はなのきて/ えんまのめはな/ あかずみる) 

今日は、朝5時に起きて、岩戸山から日金山東光寺まで、犬を連れて往復してきた。登山道にはススキ・オミナエシ・田村草、藤袴・松虫草・ツリガネニンジンが咲き乱れていた。

 日金山東光寺の本尊は、銅製の地蔵菩薩が安置されている。本堂へ向かう参道には、石像の閻魔と奪衣婆が向かい合って座っている。閻魔も奪衣婆も恐ろしい形相の中に、ユーモラスさもあって、見飽きない。  

 まもなく秋の彼岸だが、熱海・湯河原・三島方面から沢山の参詣者が訪れる。死者の霊を慰めるためである。境内には、茶店や軽食の店も出て賑わう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする