一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1627   とべらの実赤くはじけて海と空   幸子

2015年12月17日 | 

 今日、4人組の来客があった。「どういうお仲間ですか」と問うと、「美人仲間です」とのこと。「元・美人仲間ですね」4人の中に、伊豆高原にお住いの俳人幸子さんがおられ、とっさに掲句を教えていただいた。この句は、句会で特選をいただいたそうです。

さて、トベラ(海桐)は、初夏に白色五弁の芳香のある花が咲き、晩秋には球形の果実が熟して三つに裂け、赤い粘った種子を出すそうです。とべらの実の赤と海と空の青、空に浮かぶ雲の白とカラフルで絵画的、とても明るい句ですね。

クマザサ(熊笹) 

コメント
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