一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1920   犬の舌赤く伸びたり水温む   清

2018年03月15日 | 

 オーストラリアでは、犬を放し飼いにすると、逮捕されるという。元を正せば、狂犬病が原因かもしれない。日本も、オーストラリアとさして変わらない。ウイルスや細菌に恐怖しているからだ。

 さて、ようやく暖かくなってきた。散歩の犬も息を切らせて喘ぎながら、水を飲む季節になった。喘いでいる犬の舌は、。確かに異常に長くて赤い。この句の作者、清さんとは、名前をもじった俳号の「虚子」さんであった。

西伊豆戸田漁港

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