一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2102  沢蟹の土手に避難や野分川

2019年10月14日 | 

 12日、昼食を食べてから、生まれて初めて公設避難所に行った。熱海市泉支所には、2階のホールと3階の和室に計20人ほどが避難していた。熱海市職員や地元のボランティアさんが、館内を案内してくれて、毛布を貸してもらった。

 台風19号は、午後7時頃伊豆半島に上陸したが、午後8時に風雨はぱたりと止んだ。台風の目に入ったのかと思われたが、実際は台風の形が崩れ、後ろが無くなっていたらしい。

 19号は、遠く、東北、関東、信濃方面に大雨をもたらす雨台風であって、河川氾濫による多大な被害をもたらした。風は、予報より意外と弱かった。

 強風雨の吹き荒れる最中、私は無謀にも近くの泉公園へ犬の散歩に出かけた。公園の境の千歳川は、濁流がごうごうと流れていた。足元を見ると、沢山の沢蟹が避難していた。公衆トイレの前を通ると、急にデンちゃんが紐を引っ張ったのでよく見ると、トイレの中に数匹の野良猫が避難していた。

 又、友人の話によると、東京から熱海へ来る途中、根府川で交通渋滞していたが、理由は沢山の猿が海側から山の手方面へ、旧道を横断して避難していたという。

ホトトギス(杜鵑草)

  

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