入学と言っても色々ある。小学校六才、中学校十二才、高校十五才、大学十八才、大学院二十二才、最近は退職してから大学などに入学する人もいるから、年齢は定まりがなくなった。
さてこの句、髪を切ったのは女性だろう。はっきりと意志を持って切ったであろうことは、「ばっさり」が物語っっている。
句会の後で作者に聞くと、医学部に合格した女性が、それまでの長い髪をバッサリと切ったそうである。切った髪は。ヘアドネーションに寄贈されたそうである。ヘアドネーションとは、小児癌や脱毛症などの子供たちのために寄贈された髪の毛でウィッグを作り、無償で提供する活動だそうである。
長い髪、長い爪、纏足、イスラムのアバヤなど・・・女性の自由を拘束する歴史は世界各地に、そして現在でも様々存在する。しかし、短髪は、民主主義と女性の自由解放、そして女性の強い意志を象徴している。
ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)