一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2204  二月堂化身の椿のりこぼし   鞠

2021年05月14日 | 

 東大寺二月堂の「修二会(お水取り)」は、毎年3月1日~14日まで本行が行われ、別火の練行衆が2月23日の「花ごしらえ」の日に作った造花の椿が、二月堂本尊十一面観音に捧げて祭壇に飾られる。

 「のりこぼし」は、二月堂下にある開山堂の椿で、赤い花に白い斑点が入り、練行衆が造花を作るときに糊をこぼしたようだ、と「糊こぼし」と呼ばれている。また開山の良弁僧正に因んで「良弁椿」とも呼ばれ、「奈良三銘椿」の一つに数えられている。

 又、奈良の和菓子店では、お水取りゆかりの椿に因む和菓子が作られ、修二会の前行の始まる二月初めから、修二会が終わる三月中旬までの時期に販売される。 店によってそれぞれ製法が異なるが、代表的なものは、紅白に着色した練り切りの花弁と、黄味餡のおしべからなる。 また、商品名も店ごとにそれぞれ修二会にちなんだ名前が付けられている。(ウィキペディアより)

 ところで句会で私は、「のりこぼし」を「化身に乗り損ねた椿」と、とんでもない誤解をしてしまった

た。

シャガ(著莪)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする