一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1280   飛魚の次々船を先導す   花梨

2014年07月23日 | 

 トビウオ(飛魚、アゴとも言う)は、時速35-70kmで、100m~800mくらいは飛ぶことができるらしい。マグロやカツオ、シイラなどの大型魚から逃げるためといわれる。日本近海でも30種ほどいるそうである。

 陸上動物になり損ねた小魚が、飛ぶ能力を身に着けたのだが、あと数億年するとイワシなんかも大空を飛んでいるかもしれない。

 この句のトビウオは、船の音や影に驚いて必死に逃げているのだろうが、俳人からすると「頼もしい先導」などととらえるのだから「暢気でいい気なもんだ」、とトビウオに言われているかもしれない。

アベリア(又はハナツクバネウツギ、ハナゾノツクバネウツギなどとも)


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