一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2258  立春大吉禁酒禁煙禁美食  六甲

2022年02月12日 | 

   この句を一般的に解釈すれば、➀「立春だからこそ禁酒禁煙禁美食をした」だろう。例えば、夕べ飲み過ぎて体調不良だった。もっとひどくて、新型コロナで熱を出して寝ている、とか。

 しかし、別の見方をすれば、作者は、➁「ずっと前から禁酒禁煙禁美食を続けている」のかもしれない。何故なら、健康な人が、たった一日だけ、まして立春の日に禁酒禁煙禁美食するとは考えにくいからだ。

但し、下司の勘繰りかもしれないが、作者の本音を探れば、「立春に禁酒禁煙禁美食をして「大吉」つまりとても良いことが起きることを願っている」のではないのか。いずれにしても、作者に聞かなければ、本当のことは分からない。

ワビスケ(侘助)


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