(だいかんぱ えんのぎょうじゃも どうごもり)
「役の行者(役の小角)」は、飛鳥時代(634年)~(701年)奈良時代に実在した人物。呪術を体得し、修験道の開祖とされ、日本全国に「役の行者」の修行地として、又は開祖とする伝承や社寺仏閣が残っている。
役行者ゆかりの吉野の金峯山寺を筆頭に、奈良県・大阪府・滋賀県・京都府・和歌山県・三重県に所在する36寺社を巡礼する役行者霊蹟札所がある。
役の行者は、文武天皇3年(699年)人々を惑わしていると讒言(ざんげん)され、伊豆大島に流罪となっているから、伊豆山神社にも来ただろうし、「役の行者」の木像が安置されていても不思議ではない。
役の行者