東京から、俳句の「美女軍団BMJ」7名がやって来た。俳句、植物、野菜作り、陶芸の話などをして大いに盛り上がった。最後に、彼女達に自作の一番好きな夏の俳句を書いて貰った。
さてこの句、結婚を申し込まれた作者が、はっきり返事せずお茶を濁しているのだが、相手の男性は、諦めておらず「気長に待つ」という。さすが、美女軍団の団長である。
「夏至暮るる」は、「夏至の暮、夏の暮」でも良いと思うが、「夏至暮るる」という季語の斡旋で、男に「いくら待っても良い返事が来ないわよ」と暗示しているのだ。実に可哀想な男。
コウホネ(河骨)