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7月27日(日)

2014年08月10日 12時04分46秒 | 2014年

  昨日、所要で大阪へ行った帰り、途中、豊橋で宿泊することにした。中京競馬場へ行くためである。中京記念(GⅢ)と中京2歳ステークス(OP)が主たるレースといったところだろうか。いずれにしても、それほど大きなレースではない。だから、それほど混まないだろう…と思いきや。

  7時起床。身支度を整え、7時半にホテルをチェックアウト。名鉄豊橋07:45発の特急名鉄岐阜行きに乗る。せっかくなので有料の指定席を購入したら、展望席の一番前だった。展望席があることすら知らなかったので、嬉しい驚き。

  中京競馬場前駅には、8時半過ぎに到着。冒頭、今日はそれほど大きなレースがないから混まないだろうと書いたが、その予想は甘かった。開門前に着いたにも関わらず、入口には長蛇の列が出来ていた。完全な想定外。聞いたところによると、今日は今夏の中京競馬場の開催最終日らしい。それは盲点だった。この競馬場の常連だというおじさんの話によると、今日の混み具合はGⅠレース級らしい。


ここまで来るのにめちゃくちゃ並んだ。

  めちゃくちゃ混雑している競馬場だったが、1人ということもあって、何とかゴール目の前の良い席を確保することが出来た。座席さえ確保できれば、あとは身軽かつ自由に動き回れる。

  1レースのパドックでいきなりゲリラ豪雨に襲われ、馬場状態が早々に「良」から「稍重」に変更になる。これほど強い雨はこの時だけだったが、その後も降ったり止んだりの天気が続いた。しかし、屋外は死ぬほど暑いので、たまの雨は打ち水としての役割を果たしてくれた。ありがたい。


とんでもない雨。

  第1レースから最終レースまで、全てのレースに挑戦する。パドックで馬たちと見つめ合い、涼しい室内で予想を組み立てて馬券を買い、馬たちの馬場入りと同時に自分の座席に戻ってレースを観戦する、という作業を12回繰り返す。更に、その合間を縫って食事をしたり、ターフィーショップでお土産を見て回ったりした。毎回思うことだが、競馬場に来ると本当に忙しい。


ちょっとだけ当たった。


7レースが大荒れで、とんでもない配当金がついた。誰だ、こんな馬券の買ったのは。

  全12レースを終えた結果は、驚くほどの惨敗。15,000円を投入し、帰ってきたのは3,000円弱だった。しかし、1日遊び回れて、12回もワクワクドキドキさせてもらえたのだから、それほど悪くない。

  豊橋へ戻り、「天雅」で天ぷらを食べる。おまかせのコースで、雲丹や鱧、車エビ、帆立にキス、イカ、野菜などを頂く。最後のかき揚げは、天丼にして頂いた。そして、どの天ぷらも、びっくりするくらい美味しかった。中でも目を見張ったのは、大将からサービスで出して頂いたとうもろこし。熱で甘味が強くなっており、食べた瞬間は何かの果物かと思ったほどだった。とうもろこしの最高の調理法は、天ぷらだ。また、このお店は大将が気さくで面白く、楽しく食事をすることが出来た。このお店に来るためだけに豊橋に来たくなるほど、良いお店である。


雲丹と鱧。


車エビ。


帆立と野菜。


驚愕のとうもろこし。

  豊橋20時47分発のひかり534号に乗り、帰途に就く。帰宅は22時半過ぎ。なかなか動き回った1日だった。スマホの万歩計機能を見たら、25,000歩を超えていた。