6時45分起床。予報どおりの厳しい冷え込みである。
朝食は梅干しオートミール。
寒さのせいか娘の寝起きがあまり良くないので、昨晩実家の母から届いた一足早い娘の誕生日プレゼントで釣る。効果は抜群である。
事前に母から娘に欲しいものを聞いておくよう頼まれており、何度か聞いたのだが、答えは一貫して「いちごとおかし」だった。娘は願いが叶って満面の笑顔である。ちなみに、小さい頃の私もサンタさんに苺をお願いしていたそうだ。
妻と娘を見送ってから、1階の部屋の掃除をする。家具や備品を移動しながら掃除機をかけるので、そこそこ良い運動になる。ただ、掃除中は暖房を切るので、さすがに今日は寒かった。
9時から在宅勤務を開始する。ほどなくして雪が降り出した。
寒いので迷ったが、貴重な雪なのでお散歩がてら外へ昼食を食べに行くことにする。
道路はそれほどでもないが、土の上にはしっかりと積もっている。
ただ、降っている雪はかなり湿っており、本格的に積もることは期待できなそうだ。
今の内に雪景色を楽しんでおこう。娘も保育園で雪を満喫できているといいのだが。
北海道出張用の防水スニーカーを履いて出てきたのだが、段々と指先が冷たくなってきた。もう寿命が来ていたか。出張先で気付くことにならなくて良かった。
坂道を歩くのが結構怖い。道路が凍っているわけではないはずだが、普通に滑る。
何とか坂道をクリアすると、目的地まではもうすぐである。
「ちゅらさん」に到着。
前回来た際に気付いたのだが、女将さんから蒲鉾を入れるのをやめることにしたと説明を受ける。原材料費や光熱費の上昇で利益が圧迫されている中で、何とか値上げをしないための苦肉の策だそうだ。
以前の軟骨ソーキそばはこんな感じ。蒲鉾も沖縄から仕入れていたものだったそうで、確かに独特の風味があって美味しかったのだが、こればかりは仕方ない。
今の軟骨ソーキそばの値段は990円。自家製の生麺、国産(主に東北産)の豚肉、有名な老舗問屋から仕入れている高知県産の鰹節など、素材へのこだわりが圧倒的な美味しさにつながっており、私は本当に大好きなので1,500円でも食べに来ると思う。しかし、確かに一般的には値上げして桁が変わるインパクトは大きいだろう。「コストはどんどん増えていくけれど、(人々の)お給料は増えていないし、手取りもどんどん減っていく中で、簡単に値上げをするわけにはいかない」という女将さんのお考えは最もなのだろうと思う。飲食店には厳しい時代である。
「僕は本当にここの沖縄そばが大好きなので、値上げになっても食べに来ます」とお伝えして店を出る。実際に値上げを促そう(経営判断に口を出そう)というわけではない。値上げされても文句ないくらい美味しいと思っている、ということを伝えたかったのである。
好きな飲食店があるなら、定期的に通うことが最重要である。次に、一度に使う金額を増やすこと。売上は「客数×単価」なので、そのどちらかを上昇させることがそのお店への応援につながる。例えば、私が毎回シークワーサージュースを注文するのは、もちろん「美味しい」というのが一番の理由だが、利益率の高い飲み物を注文することで、私の客単価と利益率が上がるからという側面もある。お酒はもっと利益率が高いので、飲める人はいつもより1杯多く飲むようにするだけでも効果は高い。もちろん、客個人に出来ることなどたかが知れている。ただ、もし本当に応援したいお店があるのなら、やらないよりはやったほうがいい。
帰りも雪は降っているが、少し気温が上がってきたような気がする。
残念ながら、娘の望んでいた雪だるまや雪合戦は実現できそうもない。
朝からずっとガスファンヒーターとエアコンがフル稼働だったので、午後は休憩してもらって、毛布にくるまって仕事をする。電気カーペットには働いてもらったこともあって、思っていたよりも快適に過ごすことができた。
勤務終了後、保育園へ娘をお迎えに行く。雪は雨に変わり、地面の雪もほとんど残っていないが、娘は日中に雪を見られただけでも楽しかったようである。
パントラックに寄ってから帰宅する。娘はいつものミルクパン、私はマルゲリータのピザパン。このマルゲリータは是非とも定番商品に加えて欲しい。
妻と娘が入浴している間に、新商品のチーズ入りフランスパンも食べる。これもまた美味しい。どんどんお気に入りの商品が増えていってお財布が困る。
入浴と洗濯済ませ、娘を寝かしつける。
水曜日に開催されたTBSラジオのJUNK20周年記念イベント『山里亮太の不毛な議論 presents 他力本願ライブ6』のアーカイブ配信を見る。「他力本願ライブ」という名前のとおり、リスナーが書いたネタを芸人が披露するという特殊なライブで、出演者はネルソンズ、トム・ブラウン、空気階段、ウエストランド、錦鯉、南海キャンディーズという超豪華メンバーだった。どのネタもとても面白かったが、特にウエストランド(元々の台本に井口さんのアドリブ悪口がどんどん足されていった)と南海キャンディーズ(しずちゃんの無茶振りが絶好調だった)の漫才はお腹が痛くなるほど笑った。こんなに面白いネタが書けるハガキ職人さんも、それを更に面白く仕上げていく芸人さんも、すごい。
1時過ぎに就寝。