きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

石徹白の人工産卵河川整備(2017/9/23,24)

2017-10-02 | 釣り

石徹白川で釣りをして、人工産卵河川整備に参加してきました。

(この滝で支流の釣りはあきらめました)

駒ケ根で朝を迎え、朝食を食べ、チェックアウトして石徹白に向かいます。
7時半ごろ出発し、200Kmくらいのドライブですが、10時には集合場所に到着です。
福井方面からくる仲間に九頭竜の道の駅でお昼のマイタケ弁当を買ってきてもらったので、受け取り、今日はオケちゃんと釣りです。
実は、オケちゃんは同じ車に乗っていますがオケちゃんの車に乗り換えて、ちょっと上流の支流に向かいました。
本流を渡って支流に向かいますが、まずは少し歩いてから釣り上がる事にして堰堤2つ越して釣り開始です。今日は昨日までの雨の影響で水位が結構高いようで、水温もちょっと低めなようです。毛鉤を見に来るイワナはいますが、どうも毛鉤には食いつかずです。
オケちゃんが一匹イワナを釣りましたが、なんとその先には結構な滝があります。

(支流で釣るオケちゃん)

何とか高巻きできそうなところがありますが、滝を超えるのはやめて、本流で釣りすることにしました。
小さなイワナが出てきますが、大きなイワナは出てきません。良く見るとすぐ上流側にテンカラ釣り師がいるので、終了です。

(本流の大きなプールで釣り)

移動してお昼を食べることにして下流側に移動、途中で仲間もちょうど上がって来たので、みんなで明日の作業場所の大堰堤の横でお昼ご飯です。結局、7,8人集まってきました。
さてお昼の後は釣りですが、オケちゃんとちょっと下流側まで歩いて川に入ることにしましたが、なんと、道と川は結構、離れてしまっていて、かなりの藪コギをしてやっとのことで川に降りられました。もうちょっと楽なところから川に降りればよかったです。
やっぱり水量が多いので川を渡るのは一苦労です。やっとのことでイワナを釣って堰堤下です。堰堤下でしばらく粘りましたが、小さなイワナが釣れただけでした。

(石徹白のイワナ)

折角なので、C&R区間に移動して釣りをしましたが、流石に、今日は釣り人も多く、反応はチビイワナのみで、今日の釣りは完了です。

(C&R区間の流れ)

(とても大きな杉の木があります)

折角なので、温泉に入ろうということで、満天の湯に行くと4人ほど先にきていました。
さて、今夜の宿で、晩御飯です。
ビールで乾杯ですが、やっぱり最初の2口は凄く美味しいのですが、コップ二杯飲んだら、もう、酔いが回ってしまいました。それでも、しゃぶしゃぶは、4人で間食です。

(晩御飯)

今回の泊り11人で盛り上がった晩御飯ですが、今度は部屋で二次会ですが、こちらも、皆さんノンベイが多くて、だいぶ飲んだけど、明日の力仕事のため11時には就寝です。
どうも、夜到着して駐車場で車中泊の人もいてその人たちと合流してまだ飲んでいた人もいたようですがね。


(朝はガスってました)

朝は、5時過ぎには目が覚め、折角なので、外でドローンを飛ばして見ましたが、朝のうちはガスっていてちょっと残念でした。
朝ごはんを食べた後に、外に出ると、雲一つない良い天気ですから、また、ドローンを飛ばして空撮してから、今日のお仕事の集合場所に向かいました。

(集合場所の大堰堤)

石徹白漁協さんの主催ですが、岐阜の水産試験場、石徹白の地元の人、岐阜の釣りクラブBPFF、サクラマスレストレーション、そしてJFFなどからの参加者が集まり、総勢、50人ほどで、人工産卵河川整備が始まります。
まずは、岐阜の水産試験場の方から、人工産卵床の必要性のわかりやすい説明を電気のいらない手動動画で行われます。

(始まる前の人工産卵床の説明)

さて、いよいよ力仕事ですがその前に対岸に整備道具を運びます。

(整備前の流れ)

まずは、人工産卵床の流れに残っているイワナを網ですくうのが最初の仕事です。
なかなかすくえませんが、プロフェッショナルな水産試験場の2人の様子を観察し、真似してやって見たら、カジカとイワナをすくうことができました。

(イワナすくいプロフェッショナル)

すくった魚は、本流の流れに、放流です。

(すくったイワナ、カジカを本流に放流)

さてこれからが本番ですね。まずは上流からパイプを通して水圧を上げた水で人工産卵庄にたまった泥を流します。ボクはホースの準備をしていましたが、ホースに水を流すとこれが結構な水圧で消防用のホースはかなり暴れますので、後ろでホースのコントロールをしました。

(高水圧で河川の泥を流す)

(みんなで人工産卵床の整備です)

作業は誰が支持するともなく進んで行きます。2,3時間の作業で上流側はだいぶ綺麗な人工産卵床ができていて、残っていた小さなイワナが気持ちよさそうに泳いでいるのを見ました。

(人工産卵床が綺麗にできました)

12時を回ったころ、漁協の人から、お昼の休憩の合図があり、いったん駐車場に戻って、地元の人たちが用意してくれたバーべキューなどで、お昼です。
天気が良かったので日陰で気持ち良いランチタイムです。

(バーベキューです)

(日陰でまったバーベキューランチです)

午後の作業は失礼して、14時には帰宅の途に着きました。今回は、新東名で帰宅しましたが、御殿場を過ぎると、なんと渋滞40Kmと、、とほほ8時間ドライブでやっと帰宅しました。
今回は、秋の釣りですね、あまり釣れませんでしたが、石徹白の人工産卵河川整備はとても素晴らしい試みだと思います。堰堤下で結構よいイワナがジャンプしましたが、二年魚くらいのイワナが結構いましたから、人工産卵床は有効なんだと思います。
成魚放流や稚魚放流、発眼卵放流など、いろんな方法がありますが、本来は、やっぱり自然再生が最も良いと思います。でも川の近くに住む人たちにとっては、土石流などの災害防止のための堰堤は必要なのかもしれませんからね。その堰堤のために産卵場所に行けないイワナのために、人工産卵床を用意することはイワナに対するせめてもの罪滅ぼしってことになるんですかね。。。
10月末には人工産卵床で産卵のために上ってくるイワナの見学会があるとのことですから、ぜひ出かけてみたいと思っています。

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