私の好きな言葉 2018-05-03 | つぶやき ポツン、、と 一人だったから、、、、 目に留まった。 顔を見ると こんなに輝いていて 思わず微笑んだ。 ” You are loved ” と 囁いているようで 逆に元気をもらった。 ” You are loved ” 私の大好きな言葉 一人じゃない、、、と 元気づけてくれる。 そうして 亡き祖母の顔がまず 目の前に広がる、、、。 ありがとう、、、、おばあちゃん にほんブログ村 皆 深い愛に包まれているワン
65年生 2018-04-13 | つぶやき 肌がこんがり日に焼けてはいたけれど 張りのある小じわのない顔をされた6-70代に見える婦人が 2人前の中華をオーダーされた。 こうして客のオーダーをとる時間は それこそ15秒程ではあるけれど そんな短い時間にも人柄は伝わって来る。 この婦人からは謙虚さを感じた。 去年から客はレストランに入る前に お勘定を済ませるようになり 忙しいランチ時間には行列が出来る時もある。 丁度この時がそうで 一人で2枚の洋皿を持ち 列に並び待つのも大変なので テーブルに座っていた男性の所まで私が料理を運ぶことにした。 テーブルに座っていたのははつらつとした婦人に比べ ちょっと老いた容姿の男性で 背を丸くして雑誌を読んでおられた。 テーブルに料理を置く私に ”今日は僕たちの65年目の結婚記念日なんだ。” と言う。 えーーー65年!! 今もこうして二人揃って 外食まで出来るお二人に一人感動 ”その秘訣は?” と訊くと ニコニコと聞いていた男性が数秒合間を置き ”二人で元気にしている事だよ。” と応える。 誠実さを感じさせる男性だった。 素敵な老カップル、、、 いつまでもお元気で、、 写真はイリノイの家から40分ほど先にあるキャンピング場 ドライブ中発見したしたこの場所の木々の多さには驚いた。 葉が茂った夏、どんな様子になっているのか愉しみ にほんブログ村 素敵な老夫婦を目指すワン
振り返ってみた、、 2018-03-10 | つぶやき アメリカに来て30年以上働いて来たわりに 今も経済的に自立出来ない自分、、、。 どこで 間違ったんだ、、、?? 最初の10年、、、ウエイトレス 育児中であった事 収入が良かった事が理由で10年続けた 途中 旅行代理店でトラベルコンサルタントとして働いたけれど 会社が倒産 その後別の旅行代理店から声をかけて頂いたけれど ウエイトレスの方が収入が良かったのでその職に戻った。 結果的にはこれで良かっただろう ネットで旅行プランも立てやすい今難しいビジネス 次の10年、、、ナースエイド この時ナース(LPN 又はRN)になる事を考えた時期はあったけれど 行動起こさずエイドで終わる。 エイドとして働いていた病院では ナースの資格取得後その病院で何年間か働く契約を交わすと 授業料を支払ってもらえた そのチャンスを逃がしたのは失敗、、だったかも、、。 でも転勤の多いバッキーの仕事を考えると その契約は果たせなかった、、だろう ただ 頭がぼける前に資格を取るのはいい考え その次の10年、、、ケーキデコレーター 考えた事もない職種だったけれど 店長がバッキーだったこともあり 働きやすい環境であった事と ケーキのデコレーションは面白くもあった ただ それ以上学ぼうという良い意味での欲はゼロ 腱鞘炎(職業病)ぎみになった事と 義母の介護や孫の世話を理由に退職 そして現在 小遣い稼ぎに始めたパートの仕事は 希望していた寿司職より希望しない中華での仕事になった 将来 パートで働き小遣い稼ぎをしながら ホスピスでボランティア 66歳又は70歳になったら年金をもらい 死ぬまで生きる、、、ぞ 昨日話した奈良さんが 男性に頼らず 経済的に自立され 二人のお子さんも育てて来られたことを思い 自分を振り返ってしまった。 因みに奈良さんは若い頃に学ばれた会計のお仕事を 現在もされている。 数字に強い日本人にはあってるかも、、、ね。 さあ 明日は朝早くから家を出るので もう寝なくては、、、、 にほんブログ村 おやすみなさぁーーい
ストレス解消になるかも 2018-01-25 | つぶやき ある年のクリスマス パズルが好きな義母に バッキー他の兄弟がパズル用のデスク にチェアー そしてデスクを照らすランプなどを贈った事があった。 パズル用のデスクは こんな 風に 天板の角度を調整できるドラフティングテーブル(Drafting Table) 確か 1人の義弟の手つくりだった。 パズルが苦手だった私は 小さなパズルピースを目にするだけで ストレスが溜まり こんな事に没頭する義母の気持ちが分からなかった。 8歳のお誕生日に ママとパパから贈られた500ピースのパズルは 食卓のテーブルの片隅に置かれ 今か今かと一つの絵柄が出来上がるのを待っている。 今晩、オリー君とそのパズルを組み立てていたミックママに誘われ 私もパズルに挑戦、、、。 500ピースのパズルは それが苦手な私には手強く 柄や形を頭にパズルピースを探しだす事に集中していると 答えの出ない考え事が どこかに押しやられるのに気づいた。 地下室に置かれたデスクで 小さなパズルピースを組み立ていた 義母の後ろ姿と 自分が重なった。 にほんブログ村 思い悩む時はパズルだワン
お世話になった方々に、、 2017-12-21 | つぶやき けいちゃんたちのピアノのお稽古も 今週が今年最後となり 3週間のお休みに入る。 お世話になった先生へのクリスマスプレゼントに 1930年代から この町で営業をしているキャンディー屋さんで チョコの詰め合わせを用意した。 それを手渡すと ”まあ 私の母の名前は***(キャンディー屋さんの名前)なのよ 母はここのキャンディーが大好きだったの” と 瞳を潤わせて喜んでくださり 私まで先生の子供の頃に触れたようで 嬉しくなった。 このキャンディー屋さんのお菓子に 家族の思い出を持っている人によく出会う。 大晦日の夜はホテルであるイブパーティーに行く事になり また伸びて来た髪の毛をカットする必要が出て来た。 どうせなら クリスマスもスッキリした髪の毛で迎えようと 予約を入れた。 コーヒーの好きな美容師さんには スタバのギフトカード 20ドルを TJで見つけたマグの中に入れてプレゼント マグの中には ”hello gorgeous!” って書かれている 私は”ゴージャス”と 呼ばれた事はないけれど、、、、^0^ ゴージャスって表現で女性を呼ぶことは カジュアルに使われもする。 私が持つ彼女のイメージにぴったんこ、、だ。 にほんブログ村
皆不完璧で皆違う 2017-12-20 | つぶやき 金曜日、夜仕事を終えてから カメ君を迎えに行き その足でイリノイに帰る予定だった私は 出来たら早めに仕事を終えたい、、、と そんな事を思いながら片付けをしていた。 すると 中華で働く高校生のチャイナちゃん (中国人)が ”イジーさん 私を家まで送ってくれる?” と 訊いて来た、、、。 夜の運転が苦手な上 方向音痴である私は その夜 イリノイに帰ることも重なり 返事に困っていると ”日本人は人を送ったりしないの?” と チャイナちゃんが私の目をまっすぐ見て訊いてくる。 彼女のそんな純粋な質問に 思わず笑ってしまった私は 返事に躊躇った理由を話し 彼女の家が店から10分ほど先で 私も知っているストリートだった事も分かったので チャイナちゃんを送り届けることにした。 チャイナちゃんは私のこの夜の態度を なんやのこの婆さん 不親切な人やな 同じアジア人でも中国人とは違う” と とる事も出来ただろうに、、、。 対人関係で人の言葉や行動に カチンと来る事があると カチンと来た自分を肯定する為に その人を批判し始める事は多い。 時にはその渦の中にはまり ”アイツはこんな人間だ。” と 自分の価値観で 人を創り上げてしまう程まで行く事もある。 嫌な人間が自分の心の中にいる事は 気持ちのいい物ではないのに その嫌な人間を創り上げたのは 自分である事って多い、、、と言うか 良い人悪い人 全ては私が勝手に創り上げた皆さんのイメージなんだけれど、、、 カチンとくる相手を批判し始める 批判が止められない辞められない こんな心の状態になった時 どこかでストップをかけ その人の性格なんだ とか 文化の違い 価値観の違い とか 思うと同時に カチンと来た自分の心を見つめると 自分の弱さに気づいたりもする。 皆不完璧で皆違う。 時々気の強い寿司子にカチンと来る事がある私が 自分に言い聞かせる事柄だ。 にほんブログ村
ギフト交換はこれにした 2017-12-06 | つぶやき バッキー家族へのクリスマスギフトは一人1品準備し それらをゲーム感覚で皆で競い合うのが 我が家流クリスマスギフトイクスチェンジ そのギフトを探しに 土曜日にショッピングに出かけたバッキーだけれど 決められないまま 手ぶらで帰宅 まあ いろいろ見て それなりにアイデアは貰ったようだから 良しとしよう。 既にコロラドでそのギフトを用意した私は 余裕そのもの コロラドで私が買ったのは 4種類のクラフトビールが入ったセット この中の一つ Pretzel Assassinと言う面白い名前が付いたアンバーラガーを お酒屋さんに勧められ飲んでみたら 飲みやすく美味しかったのでこのセットに決めた。 ”デンバービヤカンパニー” のものは 中西部の田舎町では まず見ないものだし のん兵衛の多いバッキー家だから使い道はあるだろう。 ギフトの値段は25ドル程と決められているので 20ドルだったこのビールの付け足しに こんな ↓ 靴下をオーダーする予定だ。 この靴下はミックママがフォローしている女性のブログで知った。 ミックママと同じ年代の方で 小さなお子さんを持った彼女は ミックママより半年ほど早くに白血病と診断された。 彼女も治療が上手く運び 今は普通の生活をされている。 そうやって元気になられている人を知ると 心の底から励まされる。 同じ白血病を病み 亡くなられた方のブログに行きつく事もあるけれど そのブログが数年でも前のものだと その後 猛スピードで進んでいる医学を思い 襲う心配を吹き消す事だ。 <今日の一言> うだうだと落ち込んでなんかいられない。 この日に感謝して 今日も生き生き、、いこう。 <今日の催し> ↓ 12月6日はセントニックの命日 セントニックが5日の夜子供たちにお菓子を持って来る にほんブログ村
一人じゃない 2017-10-29 | つぶやき ミックママが突然白血病と診断された事で 同じ病を患っている人たちのブログを読む様になった。 気持ちが沈んでいる人の日記を読むと 心が痛む、、、 痛むけれど その分 かける言葉が見つからない、、、。 何しろ 私は病気を患ってはいない、、もの 一体何が分かるというんだ、、、。 たとえ 私が同じ病を患っていたとしても 一人一人の苦しみは違う。 特に心は、、、。 でも 伝えたい 一人じゃない 、、って 、、、。 前向きになれない自分に 無理はしなくていい 気持が沈む自分は ちっとも悪くない。 でも 諦めないで、、、。 一人じゃない、、 にほんブログ村
輝け 2017-09-25 | つぶやき 秋のはじめには あちこちでクラフトショーが催される それらのショーで店を持つ事にしたニックママと友人エンバー この数週間 その準備に大忙しだ。 クラフトのお手伝いは 出来ないが せめて 子守でも と 金曜の夜 エンバーの2人の子も連れ 街の高校であるフットボールゲーム観戦に出掛けた。 この学校は将来 けいちゃんとカメ君が通う事になる高校だ。 6ー7年後に高校生になる彼らを想い そこにいるティーネ―ジャーたちに目をやっては 一人しみじみ 6-7年なんて あっという間の事 この子達がこのフィールドでプレイする日も すぐに来る。 植え付けられた愛を育て それらを放ちながら生きていけ!! 輝く子供たちに胸一杯 にほんブログ村
意味不明ですが、、、 2017-08-31 | つぶやき 年を重ねる毎に 生きていくのが楽になって来るって 聞くけど ほんとにその通りだと この年齢になってつくづく思う。 私の場合は50代に入ってから 楽になって来た、、、だろうか。 最近は 楽と言うより 生きる事に対してエネルギッシュな自分を感じる。 ゴールである死までのラストスパートを 思いっきり生きよう、、、って感じ、、、 人生が楽になることに、、、 執着が少なくなる、、、とか あるがままの自分を受け入れられるようになる、、、とか 他者にどう思われようが気にならなくなる、、、とか いろいろ あるだろうけど 最近私が感じる 生きやすくなってきた自分の変化の一つに 多くの人が認められる、、、というか 受け入れられる、、、ようになった事が大きいように思う。 今まで自分の評価で ”悪” と感じ 人を批判していたそれらは その人の”癖”の様なものとして とれるようになる事から 人を批判する気持ちが少なくなる。 人を批判しないでいられると 負の感情が自分の中に沸く出来事が起こったとしても その出来事や相手を攻撃するのでなく それらの感情が湧いた自分の心を 見つめられやすくもなる。 自分の心が見つめられると 目を背けたいほどの ドロドロしたものや 弱い心が悲鳴をあげているのも見えてくる。 そんな自分が人の事など批判出来る訳がない。 自分も人も皆同じ、、 そうやって 自分も他者も認められるようになると 今度は 人皆が輝く存在に感じられるようになった。(えっ?) これが 私にとって 大きな救いになった。 奇妙な表現をするかも知れないけど 自分の中での変化なので記録に書く事にする。 人の身体の中心部、、、 、、、咽頭部あたりから お臍のあたりまでに 光り輝く棒が通っていて、、、 、、と言っても 実際にそう見えるんではなく あくまでも イメージとして広がるんですが、、。 、、、で 光り輝く棒がイメージされてくると 人皆が その棒のごとく 光り輝く存在として感じられて来た。 勿論 皆 ドロドロした物を引きずった 光り輝く存在なんだ、、、けど、、 なんか 意味不明 それで 自分の中にも その光り輝いた棒が感じられ それが ウキウキ感やらワクワク感として エネルギーを放っている、、、んです。 それを幸福と呼ばずにいられる訳がない。 そんな感じ、、、、。 私はこんな話を 逃げられない車の中でバッキーにする事が多い、、、。 にほんブログ村
肺癌で突然 2017-08-26 | つぶやき 夏休み中 遅くまで起きていたけいちゃんたちも 学校が始まった事で 元の生活リズムに戻った。 就寝時間に けいちゃんたちのベッドサイドでする私の瞑想も それと同時に またスタート 幸せだと つい 瞑想を怠けてしまう ”レイジーイジー”、、だ。 バッキーの従弟、、、と言っても 血縁関係にある従妹の旦那様、、、が 肺癌で亡くなられ そのお通夜が日曜の午後にあった。 結婚して別の町に引っ越した従妹夫婦とは 時間を共に過ごす事もなかったので 彼の事を知る機会もなく その上 肺癌であった事さえ知らなかった私たちにとって あまりにも突然のお別れだった。 彼との別れを悲しむ気持ちより 残された家族を前に心が痛んだ。 ナースエイドとして病院で働いていた頃 末期の肺癌の患者さんを受け持った事があった。 まだ2-30代だったその患者さんが 呼吸が出来ずに それは苦しそうにベッドに横になっていた姿が 昨日のことのように思い出される。 従弟が肺癌で亡くなったと知り あの時の青年の姿と重なる。 意識を向けて 息をゆっくりと 吐ききり 同じ速度でゆっくりと 吸えなくなるまで息を吸う。 瞑想の時間 それを繰り返し 天に逝った従弟を想う。 こうして自分でコントロール出来る呼吸の有難みを感じ 小さな命が やけに愛おしくも映るこの頃だ。 ”今日にありがとう。” そんな想いがあふれる、、、。 にほんブログ村
幸せへの旅 今日の私の過去 2017-08-18 | つぶやき 昨日のブログへのコメントで 興味がなかった野球を 好きになろうとした事、、で ”イジーさんはえらいです” と 言ってくださった方々がおり ふと 昔を思い出してみた、、。 過去は それを思い出そうとする今の自分によって変わるから 今日の私がつくる過去になるけれど、、、。 アメリカでの生活に幸せが感じられなかった私が どうにかして幸福になる為に、、、と ”幸せになりたかったら自分で創ること。” と 自分に言い聞かせた頃があった。 日本で暮らしていたら ”自分に居心地のいい環境を探そう” と 逃避する事を選んでいただろう。 そうして 今の私なら ”自分の傍にある幸せを見つける事” になるだろうけど あの頃の私には そんな風に見る事は出来なかったし どこにも 逃げ場はなかった、、、。 そして 自分が幸せになる一つの方法に ”バッキーが望む女になること” を選んだ。 そんな事を何年も しているうちに 傲慢な気持ちが現れて来たのも思い出される。 自分の幸せは ”いい結婚生活”の上に成りえる と考えていたので 結婚生活をうまくして行く為に 自分ばかりが努力している、、、と 考え始め 好き勝手に暮らすバッキーへの不満が現れた。 あの頃 少しでも感謝を持っていたら、、、 バッキーの努力に気づく事だって出来ただろうに、、、。 バッキーも 彼なりに 一生懸命に努力していたんだから、、、。 それが出来なかった私の 幸せへの旅は また 振り出しに戻った。 結婚生活に関しては そんな繰り返し、、だったかなぁーー (写真は義理妹家の庭にある大きな木) にほんブログ村あ
はやまった! 2017-01-09 | つぶやき udemy というオンラインクラスのサイトで 新年の特別価格として クラスが10ドルで受講出来る と 言うのを知り その中にあった ピアノのクラスに申し込んだ、、、んだが 動画を観ながら学ぶクラスなので この家のネットを考えると かなりスロー、、、または無理 になりそう、、、な、、。 うーーん はやまりました。 (今年の反省 その2) 全てのクラスに目は通していないが 写真やプログラミングなど いろんなクラスがある。 調べもせず 私が選んだピアノのクラスは 30時間で170ドルするものが この期間 (1月11日まで)10ドル 今日見た所 1月16日まで 伸びてるようです それでは、、、、 心地よい陽に感謝し 日曜の午後をエンジョイしてきます。
上品さは ここから、、、その2 2017-01-07 | つぶやき 私が働いている中華のバッフェに来た老婦人との話を 続けています。 ”コンボが安い” と 婦人の好みも無視し 強く自分の意見を伝えるお節介な私に ずっと 微笑みを絶やさず 静かに 聞いていてくれた老婦人が 自分が注文した中華料理の入った箱を見ながら ” 私って 変わってるのよ。” と 話を始めた。 何かと思ったら ”最初に春巻きを食べるの、、。” と ゆっくりと やわらかい声で言われる、、。 (アピタイザーの春巻きを最初に食べるのは 当たり前の事だけど、、、) と 心で思いながら 首を縦に振り 黙って老婦人の話を聞いた、、。 ”そしてね 次に 料理を食べるの” と 微笑みを崩す事もなく 同じスピードでゆっくりと話される。 ごく普通の料理の食べ方をしている話に 返す言葉もなかった私だったが 話を聞きながら 小さな丸いテーブルで ゆーーーっくりと一人で食事をされている婦人の姿が 目の前に広がり 一人で食事をする時に つい がっついてしまう自分の姿と 重なりもした。 少し 合間を置き 婦人が話を続けられた、、。 ”それからね ティーを飲むの” と、、、、。 ティーーーーーに 異常に反応した私は まるで ネジを巻かれたおもちゃが 急に動き出すかのように 速い口調で お茶について話し始めた。 お茶を飲み身体を温める事は 特に私たちの様な女性にはいい事である、、、とか 先日 日本からユズの 風味がするお茶を頂いたこと、、とか まくし立てるように 話す私を 同じ微笑みで じっと見つめ 老婦人が また ゆっくりと 話し始める ”貴方は 00通りにある お茶屋さんに 行かれた事がおあり? とても沢山のお茶が置かれていて 全て Loose Tea だから ベターなのよね、。” と、、。 ん? (ティーバッグより ルーズティーの方がベターって 何がベターなんだろう?) と 疑問を持ちながらも 自分がそれを知らない事を 老婦人に気づかれないよう 知ったかぶりをするような態度をとった自分がいた。 私はこれを 時々、、、 ( いや、、頻繁、、かも)、、、、する。 (今年の反省その1) 知ったかぶりをしたこともあり そこから 話が続かず 私たちの会話は終わり 婦人は 同じ微笑みをして 商品が並ぶ方に去って行かれた。 婦人が去って行かれてから 一体 彼女のあの品の良さは どこから来ているのだろう、、、と ハタと考え込んだ、、。 婦人の顔を思いだそうとすると 何事もジャッジしない やさしさに満ちた 純粋な瞳と そこから放つ やわらかい黄色い光が 目の前に広がる。 あのしわくちゃの肌も 乱れた髪の毛も 安っぽいコートも 何の意味も持たなくなっていた。 あさましさのない 穏やかで自分に素直な心、、、 そんなものが 婦人に 品を与えているんだろう、、な、、。
上品な婦人に会った日、、、その1 2017-01-06 | つぶやき 火曜日、 チャイニーズバッフェでサーバーの仕事をしていると ティッシュペーパーを1枚 手の中で丸め込んだ後 開いた時のような肌をした婦人が やって来た。 髪の毛が少々乱れ 裕福に見えないコートを羽織ってはおられた婦人は 優しい微笑みをされ やわらかい声でゆっくりとこう言われる。 ”一番少ない量で 料理一品を持ち帰りたいんだけど、、。” と、、、。 1パイント(pint)の中華の箱を見せ その半分の量である ” ハーフパイント で 売ることが出来る。 ” と話した所 にっこり微笑んだその婦人が ハーフパイントで野菜炒めをオーダーされた。 私が それを詰め終わるや ”ライスも頂けるかしら、、” と言われ フライドライスをひと箱 (1パイント)追加注文される。 二つの箱を手渡そうとすると 今度は ”春巻きも2個包んで下さる、、、” と言う。 こんな風に それぞれの料理を 別々に買うと 高くつく為 それが気になって仕方なかったが 紙袋に春巻きを入れ 手渡し 次回からは 仕切りのある一つの箱に料理やライス そして 春巻きなどのアピタイザーも入って売られる”コンボ”で 注文する事を提案した、、ら、、。 変わりない笑顔を私に向け ”そうなの そしたらレジで 私は沢山のお金を使ってしまったかしら、、って 訊いてみるわ、、、。” と 料理を注文した時と同じ ゆっくりとした口調で言われる。 これに対し ”キャッシャーには そんな事は分かりません。 レシートを受け取ったら チャイニーズと書かれた欄に プリントされた数値をみれば このコンボの値段より ずっと高額である事が分かります。 次回からは コンボを注文されてください” と まくし立てるように 答える自分がいた、、、。 ただただ 私は この裕福に見えない老婦人が 少しでも お金の節約が出来たら と そればかりで 頭が一杯だったんだ。 が、、、、婦人がそこを去ってから はっと気づいた。 ”そうなの そしたらレジで 私は沢山のお金を使ってしまったかしら、、って 聞いてみるわ。” と言うのは お金に対するあさましさがない ユーモアのある返答だったんだ、、と どこまでも 上品な婦人、、。