”なんで 皆トイレットペーパーを買いだめるんだろうね
保管できるスペースもあるアメリカの家では
もともと日用品も十分備えがあるのに、、”
”トイレットペーパーが入った袋はおおきくて
紙は柔らかくて、、、” と
ジェイク君が
見えないその袋を抱き込むようにして話し始めた。
いつか使い切る物だからね
それらを沢山持つ事で安心感を得られるんだろう。
君はグループになった人が左に曲がったら
同じように左に続くだろう?
トイレットペーパー(TP)の買いだめもそれと同じ心理で
広がったんだろう。”
5時から自宅滞在となる土曜日の午後
仕事から帰宅したバッキーから
声がかかり
3人でジェイク君のキャンパーに行った。
自宅滞在命令が出たと言っても
野外を散歩する事まで止められている訳ではないから
いつでも行けるんだけどね。
夕焼けが見たくなった私は
陽が落ちる時間までそこにいたかったけど
肌寒くなったので5時前には家に向かった。
家が建つ路地をゆっくりと走っていると
ユニフォームを着た警官が運転する車とすれ違う。
こうしてパトロールをしているようで安心したよ。” と
ジェイク君が家の先にある車の修理をするショップを指さし
そこに人が集まる事を話す。