手の怪我をした日
その治療にバッキーが利用しているM病院に行った
病院の ERドクターは
専門医のいないここでは治療ができないけれど
すぐに手術をする必要がある
といい
治療をしてくれる病院を探してくれることになった
それが見つかるまでの間
そのER で待機
そこで破傷風のワクチンを受けたり
モルヒネや抗生物質を静脈投与された
時間を測っていなかったけれど
待ち時間は長く感じた
やっと
その町から車で2時間半ほど行った先の大学病院が
私を受け入れてくれると知らされ
バッキーの運転で
大学病院の ER に向かった
そのERの治療室で
局所麻酔を使った簡単な手術が 行われた
医者に行くことがない私は
かかりつけのドクターも持っていなければ
医療保険もメディケアしか持っていなかった
メディケアというのは
国が運営する医療保険で
障害者や65歳以上の高齢者が利用できる
メディケアの中にはいくつかのプランがあって
個人が選択するようにもなっている
65歳で私が加入したのはオリジナルメディケアで
私が知る限りでは
医療費の80%をカバーするようになっている
と言っても
その治療内容によってカバーされないものもあるけどね
で
その治療費の請求が
電子メールで
今日大学病院から送られてきた
高額だろう
と覚悟をして詳細を見ると
約6千ドルの医療費のほとんどが
メディケアでカバーされ
私の負担額は360ドルほどだった
1ドルを100円にすると
60万円の治療費が3万6千円で済んだ事になる
治療費の20%は自腹を切ることになるだろう
と思っていたので
少ない請求額2ちょっと驚いたよ
で
私のようにオリジナルメディケアに入っている人は
別に
メディケアサプリメントプランと呼ばれる民間の医療保険に加入でき
メディケアがカバーしない医療費を
その民間の保険会社がカバーするようになっている
自分が健康であるために
その民間の医療保険に加入することを
急いでいなかった
そんな時のこの事故だ
今回,
大学病院での治療費は安く済んだけれど
この先何が起こるかわからない
オリジナルメディケアだけでなく
メディケアサプリメントも待つことにし
民間の医療保険に加入した