青空が広がる火曜日、
フィジカルセラピーセンターに行ってきた。
大体の場所は分かってはいたけど
そこに行くのは初めてだったので
間違って,建物を行きすぎないようにゆっくり運転
久しぶりに運転して思ったけど
道路を50キロぐらいで走るのは怖くないけれど
100キロ出すとなると 心がワナワナ
運転は左手だけでなく怪我をした右手の掌と
親指に人差し指でハンドルを持った
アポより早くセンターに着くことが出来
予約時間丁度にセラピストさんに呼ばれた
年齢は30代かなぁ 笑顔がとってもあったかいセラピストさん
なんと 驚くなかれ
セラピストさんはクオーター日本人の方だった。
”あや子”と言う名のお祖母様を持ったセラピストさんは
私の名前が 同じように”子 Ko ”で終わるので
日本人かも知れないと思われたようで
「あなたに会ったら最初に
それを質問しようと思ってたの 」 と言い
スマホにあるお祖母さまの写真まで見せてくれた
彼女とのリハビリは
そんな自己紹介で始まった。
リハビリは週2回のスケジュールで進める話になり
今週の2回目の訪問は明日になった。
数種類のリハビリ運動のプリントも頂いたので
帰宅後それを繰り返している。
これまでも手を揉んだり
指を動かしたりしていたけど
ティッシュを使ったのは初めて
どうという事のない内容だけど
ティッシュを使う事で
物に触れるという感覚が違って感じ
そんな事でも一歩大きく前進した気分になった
傷は時間が経てば癒えるけど
以前のように指が使えるようになるには
リハビリを頑張らなければいけない
このセラピストさんと共に頑張ろう って
やる気も出て来た
リハビリのゴールは
以前のように寿司シェフとして働くようになること と
伝えた
リハビリの一つに
親指を残りの4本それぞれの指に触れていく運動があり
その時、親指の付け根に痛みを感じた私が
「寿司を握る前にケーキのデコレーションを
10年間していたんですが
その為 親指の付け根が痛むんですよ」 と
そんな会話を持った後に
どんな内容の話をしていたのか忘れてしまったんだけど
セラピストさんがこんな事を言った
「ケーキデコの仕事ができるようにはなれなくても
寿司を巻く仕事なら出来るようになるわ 」 と.
セラピストさんにそう言われ
二つの仕事の違いを考えた私は
寿司シェフの仕事は 寿司を巻くだけではなく
アボカドやマンゴを薄くスライスしたりもしなくてはいけない
結構細かい仕事である事を思い出した 苦笑
きゅうり一本を切るにしても
手先がうまく使えないとケガをする
そう考えても
別の仕事を考えた方が良い時かもしれないと思い始めた
まあ今は リハビリに励み 仕事の事はゆっくり考えよう
今の私に出来る仕事で
人と触れ合えれば これと言って希望する条件はない
帰り道 川べりに寄った
凍りついたミシシッピー川は,白い雪に覆われ
陽をいっぱいに受けて
ダイヤモンドでも散らばめたように
キラキラ輝いていた。
ただ 気温が低く写真は1枚しか撮れなかった (苦笑)