盗難にあったトラックと蜂刺され

”なんで起してくれなかったんだ！！

仕事に遅れるじゃないか”　と言って

 

寝室からバッキーが慌てて出てきた。

 

7時を過ぎているのに　

まだ寝ていたバッキーを不思議にも思ったけれど

バッキーが仕事に遅れるなど考えられないことなので

今日は遅い出勤なんだろう　と思った私は

何も言わずにそっとしておいたのだ。

 

 

大急ぎで身支度をしたバッキーが

グゥォー　グワングワン　と

大きな音をたてて

自分のトラックを運転して仕事に出かけた。

 

 

 

 

 

 

先月、デッキを建てていた時に

停めているトラックが邪魔になるだろうと思い

バッキーは自分が務める会社の1件の店に

トラックを1ヶ月間停めていた事があった。

 

その時

触媒コンバーター目当ての泥棒に

トラックのパイプを切り取らる事件にあった。

 

この小さな田舎町にもいるCatalytic converter thefts   に関する

先月のニュースで犯罪は下降しつつあるとも言われているけど

こんなど田舎のチンピラまでがそんな犯罪を犯す程　

触媒コンバーター盗人はもの凄い勢いで増えたらしい。

 

 

 

その事件以後、エンジンをかけると　

トラックはとてつもない大きな音を

たてるようになってしまった。

 

 

 

修繕に必要な部品が手に入るかどうか分からないけれど

以前住んでいた街で利用していたショップで見てもらうことにした。

 

家から45分行った先のショップだけど

バッキーの仕事関係の車の修理も

このショップに頼んでいる事もあって

45分程度なら　と　引っ越した今もここを利用している。

 

腕のいい信頼できるショップを見つけるのは結構大変だ。

 

 

 

ワスプに刺されたバッキーの腕は翌日の今日も腫れ上がっている。

コーチゾンのクリームを塗ったり患部を冷やしたりし

抗ヒスタミンのベネドリルも摂っている。

 

食欲はあり、

 

　　　　

 

今晩は夕飯のお代わりもした。

 

ただ

疲労感が大きいようで　食後　すぐに就寝。

 

 

この家に引っ越してきてから

バッキーがスズメバチに刺されたのは2度目との事

 

なにしろ　蜂退治をするのはバッキーなので

怒ったスズメバチに攻撃されてしまうのだ。

 

 

私もアメリカに来た当時、刺されたことがあった。

 

刺された時　

ドロをその部分にこすりつけるように言われたので

その通りにした覚えはあるけれど、

何の症状も見られなかったので記憶がそこでぷっつりと切れている。