快晴の土曜日、今年初のボーティングを楽しんだ。
キャンプ場にあるボートランプから
ミシシッピー川に出る。
バッキーが緑のトンネルと呼ぶ場所は
目を閉じていなくても瞑想している気分に浸る場所。
ここはスピード出さず ゆっくりと移動
ミシシッピー川ではバージ船も多く見る。
バージ輸送は
貨物列車やトラックによる輸送よりコストも安い。
びっくりするほどの量を運ぶことが出来る。
「ビーチに寄ろうか?」 とジェイク君が言い
途中、ボートを停める事になった。
写真を見て
バッキーの肩が悪い事を思い出した私だ。
こういう作業をする時に無理する人だから
側にいる私も気をつけるようにしないといけないのに
肩が悪い事をすぐ忘れる。
週末のビーチは人で賑わっていた。
ビーチに知り合いを見つけたジェイク君が
缶ビールを片手に話をしに行った。
彼の後ろ姿を見ながら
「俺はもう そんな事でエキサイトする事もないなぁ」 と
バッキーが呟く。
ビーチに生えていた背の高いパンパス(Pampas grass)を
発見したジェイク君
こういう事では私もエキサイト
スマホ片手に彼の後を追いかけた。
すっかり童心に帰った私が
その穂でバッキーをくすぐっていると、
いつまでも止めない私に怒ってパンパスの先をバッキーが折った。
自然に囲まれた真っ青な空の元で
どんなに小さくても怒りの感情がおこるのが不思議に感じられたけど
もうエキサイトする事がなくなった と呟いたバッキーは
そんな自分に老いを感じ、
老いを受け入れたくない自分が心の奥底で
もがいていたのかも知れない。
それとも、、、、、ただの しっとかなぁ
なんて勝手に分析
ぽちっとね