「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

小友町裸参り 2016

2016-02-28 17:11:59 | 遠野

 今年で3度目の見学というか取材?となる遠野郷の奇祭「小友町裸参り」に出かけて来ました。

毎年、2月最終の土曜日に開催、弥生3月間近とはいえ氷点下の世界、裸参りに参加する人は上半身裸なので寒いのは当然、厚着で観ている人でさえ、鼻水をすすりながらという感じです。

 

今年で3度目と記してますが、最低3年は通おうと思っての事、そして今年もオヤジ同級生4人組で無料専用バスで出かけました・・・(;^_^A

 

巌龍神社と小友の町外れの石碑までの真っ直ぐな通りを3往復、午後6時半過ぎに神社に行列が到着、いよいよ裸参りの始まりである。

 

 

遠野市無形民俗文化財指定、遠野遺産認定

 

関係する皆さんの努力で参加者はなんとか確保できている印象もギャラリーは少なくなっているような・・・

あまり観客やカメラマンが増えても困るけど、もう少し盛り上がりも必要かな、と勝手な思いも・・・(^^ゞ

 

 

 

 

祈願のための手に持つ灯篭は・・・

「家内安全、五穀豊穣、火災防止、交通安全、学業成就」そして今年は岩手国体開催の年ということで「国体成功」

 

 

 

 

氷点下の世界だったと思うけど昔に比べれば随分と暖かくなったという地元の皆さまの弁

でも終わる頃には雪もチラついてきて、まだまだ季節は冬なんだな・・・と思うシチュエーションでもありました。

 

 

 

ここ小友の町は宿場町の雰囲気が色濃く残る場所・・・

その昔、産金で賑わいがあったと云われているが小友の宿場町を望む山野に奥友舘とも小友舘とも云い伝えられる山城が残されている。

阿曽沼時代後半、舘主を本姓菊池と称する小友喜左衛門が居たと云われており、遠野地方が阿曽沼氏から南部利直の手に移り、世は徳川時代への変革の時代、大坂の豊臣氏を攻める大阪の陣が勃発し、その大阪冬の陣(慶長19年(1614))、徳川方として出陣した南部利直勢の中に総勢152人の遠野の武士達がいたことが記録されており、その中に小友喜左衛門15人とある。

興味ある歴史が語られる小友町、奇祭裸参りのみならず、郷土芸能も数多く残される地でもあり、今後目が離せないことでもあります。

 

 

午後7時半過ぎ、乗って来たバスが遠野駅に出発ということで皆で乗車、少し遅めとはなりましたが姫猫さんが予約した駅前の居酒屋に滑り込み、同級生4人(笛吹さん、姫猫さん、菊しんさん、小生)さらには仙台から参加の24地割さんご夫妻、そして某フォトコンに複数入選されました遠野おぢさん大先生の7名で打ち上げとなりました。

 

どんどはれ

 

 

コメント (12)
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