自身としては4年ぶり5度目となる、この時季開催の「南部地方えんぶり」に出掛けて参りました。
今年の招待えんぶり組、八戸市是川の「妻之神えんぶり組」
前回訪ねたのは、新型コロナが流行し始め頃で、まだこんなに大流行し長引くとは誰一人思わなかった2020年2月でした。
なので4年ぶりとなりますし、過去4度訪ねてますから切れの良い数字として5度は行かないとね、と考えていたところでした。
一度出掛けて2回目行きますと3回は行かないとと思うし、4回となると5回は行かなくてはとゲンを担ぐというか自己暗示というか?変なところが気にかかるというか・・・(;^_^A
ですからコロナ明けの今年は是非にとは思っておりました。
「剣吉駅」青森県三戸郡南部町剣吉(名川町)
前回までは八戸駅から青い森鉄道・IGR岩手銀河鉄道で盛岡方面行きの電車で最寄り駅の剣吉に9時前後到着だったと思いますが、ダイヤ改正があったのか八戸駅発が9時30分と新幹線を降りて50分ほど待ち時間となりました。
八戸駅での待ち時間は長いですが、以前は剣吉駅で10時近くまで待ってえんぶり組が通りに来るまで待っていたり、逆に通りを1km近く歩いて出会えるところまで行くというのも、ちょっと辛いものもありましたので今回、現地での時間はちょうど良いと感じました。
10時ちょい前、通りに各えんぶり組がやって来ました。
花火の音の合図で通り各地で、それぞれの組の踊りが始まりました。
5度目となりますが、毎度のことで各組全てを撮ったり堪能は不可能ですね。
一斉に始まりますし、踊りの流れ演目もほぼ同時に進行しますから、良いところで3~5組でも撮れれば御の字かな?
複数回来ているのに、なかなか学習出来てなくて、お気に入りの組とか、衣装が綺麗とか・・・お目当があればよろしいのですが、これも無くて唯一、招待えんぶり組メインに行きがちとなってしまう・・・。
今回もそんな感じでした・・・(;^ω^)
妻之神えんぶり組
下斗賀えんぶり組
通りでの踊りの披露が終わるとメイン会場へ移動。
全組が入場しますと開会イベントとなり4名の方々の挨拶、祝辞と続き、まずは招待えんぶりの八戸「妻之神えんぶり組」の披露となりました。
数ある八戸えんぶりでも由緒あるえんぶり組で創立170年とか?
また通常3~5人の大夫で踊りますが、5人というのは珍しく八戸でも6団体のみということです。
今回、子供達の舞の枚数が増えた感じですね。
解説の中で就学前(小学校入学前)の子供が2名参加していて、二人には大人は直接踊り等をまだ指導していないと言ってました。
見て覚える、見様見真似で覚えていくという方針とか。
なので踊りがぎこちなかったりワンテンポ遅れていたりするも、これがかえって可愛かったり滑稽だったりと、余計そそられましたよ・・・(笑)
顔つきがよろしいですね。
決めるところはちゃんと決まるから凄い・・・。
子供達の踊りとして曲芸風の演目もあって飽きませんね。
表情がよろしいですね。
この場面はミスったようです。(笑)
余談ですが、八戸市是川といえば遠野と縁がある地区でもありますね。
是川から先祖が遠野へ移住して来て姓名として名乗っている家々があります。
それと20年近く前になりますが、菩提寺(福泉寺)関係の宗派檀家研修会というのがあって八戸には2度ほどバスをチャーターして現地のお寺さんを訪ね、講演を聴講したり現地の檀家さん達と交流をしたことがあります。
是川の妻之神にある「福善寺(真言宗豊山派)」という寺院でしたがね。
まさに妻之神えんぶり組のご当地ということになりそうですね。
ということで、今回で5度目の訪問となった「南部地方のえんぶり」ですが、冒頭に記したとおり一つの区切りとしての「5」となりましたので、とりあえずの訪問は終わりとします。
また機会があったり、また行きたいと思いましたら、訪ねたいとも思っております。
なお、後半部分で招待えんぶり組のご披露が終わった後は、参加組一斉に所狭しと踊りが繰り広げられますが、11時45分を以て剣吉を後にしました。
なのでその模様は撮ってません。
メディアカードが壊れたこと、メイン的な八戸からのえんぶりが見れたこと、撮れたことに少し満足したことによります。
次のエントリーは、今回での「乗り鉄」等の予定です。
短時間ながらも堪能されたご様子、何よりです。
南部地方えんぶり、といっても名川の産直前や福地の温泉に見に行った程度なので、本格的なところは見たことがないですが、観光化されてないのでいい感じですね。
八戸も含む南部地方に春を告げる「えんぶり」の季節ですね。
まずは最初となる南部地方のえんぶりに4年ぶりに出掛けてみました。
もう少し観客やら観光客が多いと思いましたが以前と変わらず、さほどの混雑や撮影にもさしたる影響もなくて
良かったです。
八戸えんぶりなら、凄い人出とは思いますね。
いずれ観光化はまだまだという印象、惜しい気もしますし、あまり人出が多いのも?
複雑な心境です。
東北地方のお祭りは、観光化されていないものでも、盛大かつ伝統色が残されていて、すごいですね~。とらねこ様のブログで見るたびに思います。
コロナ禍をきっかけに、恒例行事が途絶えたりしていますが、伝統的なお祭りなどは、継承されて欲しいです。
私は、御朱印集めは熱心にしているのですが、お祭りはあまり見に行ったことがないので、これからは行ってみようかな~。
地元で全国的に有名な祭りも、見物客が多いからって理由で、今まで一度も行ったことがないくらいなんです(笑)
それにしても今年は青森にも雪無いんですね~!
雪の中のえんぶりは寒そうなので行けそうにないけど、今年なら大丈夫かな?
はいっ、地域性が濃く小さめのお祭り、イベントの中には観光化されていない、ローカル色の強いものも、まだ
残されておりますね。
今回のもそのひとつだと思います。
まさにコロナで途絶えたイベント、ようやく復活しつつあります。
数年休んだ結果、新しい人達、特に子供達には最初から教えるという苦労もあるみたいです。
いずれ継承されていくことが一番ですね。
こちらに関しては5回目ということで、ラストとして考えておりました。
それにしても何処も雪が無いですねえ。
いつものは雪が積もってましたから、まさに春を呼ぶというか春が呼ばれて来た・・・という感じですね。
(;^ω^)
3月からブロバイダー終了・変更に伴いネームを
「ブルースカイⅢ」から「ブルースカイⅣ」に替え
新ブログを作りました。
今後とも、よろしくお願いいたします。
この「えんぶり」ですが、その意味を検索してみ
ました。
その名は、ならす農具「えぶり」や「いぶり」に
由来すると言われ、冬の間眠っている田の神を
ゆさぶり起こし、田に魂を込める儀式とありました。
要するに春を呼ぶ豊年祈願の郷土芸能だったんで
すねェ~!ヽ(^。^)ノ
舞手の烏帽子は、馬の頭をかたどったものだそう
ですが、以前テレビで一度見た事があります。
伝統文化って、実に素晴らしいですねッ!
いいものを見せて貰いました。<m(__)m>
では、また。
ネーム変更、承知しました。
さて「えんぶり」そう田植前あるいは田植時に田んぼを均す農機具に由来します。
「えぶり(朳)」を旧南部藩領では「えんぶり」と言います。
またご指摘のように豊作祈願等の狙いもありますね。
青森県八戸地方に伝承されている郷土芸能となりますが、同じ南部藩でも小生の住まいする地にはございません。
田植踊りとかはありますが・・・。
仰せのとおり伝承文化、芸能は素晴らしいと思います。
ということで新ブログとのこと、こちらこそよろしくお願いします。