日曜日の朝、遠野盆地は濃霧に包まれ、完璧な分厚い雲海となったものと思いますが、今季初を狙っての高清水行きを考えてましたが峠枕を越すことができませんでした・・・残念・・・
なんとか今月中には雲海撮影をしたいと思っております・・・
さて・・・
一度は行ってみたい、観てみたい、撮ってみたいと思ってました早池峰山麓の「七折の滝」に行ってみることに・・・
花巻市大迫町、岳集落手前の「嫁ヶ渕」バス停を過ぎたところに画像の「七折の滝」入口を示す看板がある。
この看板から林道に入って約1キロくらいか?林道から七折の滝への入口付近に数台分の駐車スペースがあって、愛車をそちらに止めていざ出発となりました。
先客というか車は6台ほど・・・
林道からの入口
鶏頭山へのアクセスとして大迫町岳集落からの1時間コースと手前の嫁ヶ渕コースの短縮30分コースがあるそうで、当然、短縮コースを選択いたしました。
標識のとおり七折の滝まで1.1キロ、多少の登りは覚悟しても30分もあれば着きそうな雰囲気、七折の滝関連のブログ記事でも30分~40分もあれば到着できるような内容だったので、ワタスは途中の渓流とか大小の滝を撮影しながら、ゆっくりと1時間くらいで行こうと決めておりました。
ジプリのアニメ「もののけ姫」に出てきそうな神秘的な森といった雰囲気・・・!
原生林というか広葉樹帯が広がっております。
そんなにきつい登りではないのですが、流石に三脚担いで数百メートルも登ってきますと汗が額から滴り落ちるほど・・・
僅か1.1キロということで、その距離に励まされて、なんとか行程の中間地点と思われる場所に到達し小休止とする。
ルートは沢を越えて反対側へ・・・
この場所の小さな滝の下の落ち込みが「嫁ヶ渕」らしい・・・?
いずれこの場所で荷物を置き腰を下ろして小休止・・・
とにかく凄い汗・・・結構疲れましたので小休止ではなく10分程度の休憩といたしました。
休憩後、100mほど進んだところに・・・
岳からのルートとの合流地点
ここからさらに100mほどは沢伝いのコースで、そんなにきつい登りとはなっていない。
途中の渓流で写真をとも思うも、やはり身体に効いているのか、小休止のみでカメラを構える気力がなくなっていた・・・
少し休んで出発、間もなく沢伝いから離れたルートとなると急斜面が現れる・・・
斜面の途中にはロープが張ってあったりして、かなり気持ちが萎える感じ・・・
ゆっくりと登ること10分くらいか?
とにかくゆっくりと途中で休みながら登り切ると今度は少しずつ斜面を下がって行くルートとなり沢伝いとなると滝音も聴こえはじめてきます。
ようやく到着・・・!
駐車スペースから1時間近くかかってしまった計算ですが、なんとか行き着けての安堵感も・・・
七折の滝
その前に・・・
滝前の小さな広場というかスペース脇には・・・
お不動さんが祀られている
その広場では中高年の皆様のグループが昼食中・・・
ワタスもしばし休憩をしてから滝撮影を始めますと・・・
中高年の皆さんは反省会というか何かの集会のような会をしてから引き上げて行きました。
その後も中年カップルの方々が2組・・・
休日でお天気も良いということで、かなりの数の方々が山に入っているということになりますが、単独行のワタスですので何か事故があってもいけないということで休日を実は選んでおります。
上部の吹き出す飛沫が見所のようです・・・!
とにかく、素晴らしい滝姿・・・!
ここまでの疲れも一気に吹き飛んだ思いですが、残念なのは紅葉がまだであったことかな・・・
標高が800mくらいとかで例年なら10月初めには紅葉が見頃となっているそうですが、今年は猛暑、残暑の影響か?とにかく紅葉がかなり遅れている雰囲気、後一週間、いやっ10日後くらいがピークか?その時にまた来ようと思うも、やはり行程がけっこう効いたということで来年かな?
まっ、少し考えてみよう・・・。
それと写真もそんなに上手く撮れたわけでもないのでリベンジも・・・?
コンビニで買って来たおにぎり2個を平らげ下山
この下りの行程もまた足に効くというか膝がガクガクなってかなり気を使います。
でも下りということで20分ほどで駐車場へ・・・
来た道を戻ると・・・
通せんぼ・・・!
早池峰山麓の西側までニホンジカが幅を利かせているとは・・・
大汗は町場の日帰り入浴施設でサッパリと・・・
いや~・・・ほんとサッパリして気持ち良かったです。