2021年12月5日(日)
丹波市山南町にある大谷山(395m)と古天神山(460m)は地理院地図に名前はないが山ランに有効の山である。ネット検索で見付けた登頂記を参考に、山南町坂尻集落から登ることにした。坂尻の公民館に着くと地元の方が年末の掃除に精を出されていた。声を掛けて駐車の許可をもらい登山口に向かう。丹波市のこの辺りは若松の栽培が盛んなようで、正月に向けての出荷準備がされていた。
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坂尻公民館前に車をおかせてもらう
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若松の出荷準備
途中の道は草が生えていて、先ほどまで降っていた雨でズボンの裾を濡らす。牧山トンネル西口にある記念碑から取り付いた方が良かったようだ。坊獣ゲートを開けて進むと幅の広い道がつづら折りに続いている。P232は峠でお地蔵さんや南無阿弥陀仏の石碑が建っていた。トンネルが出来るまでは人の往来があったようだ。
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坊獣ゲートの先も広い道が続く
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峠の辺りは雰囲気の良い道
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峠のお地蔵さん、年代は読み取れなかった
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反対側の石碑
峠から尾根筋の道を北に向かう。途中に二か所展望の良いところがあり、ブランコや小さな基地?の跡が見られた。目的は分からないが、子どもの頃田舎の裏山で基地ごっこをして遊んだ記憶が思い出された。大谷山山頂の手前には岩場がありロープも設置されていた。山頂には三角点があり西側の展望が広がっていた。430MHzでは応答がなく久しぶりに50MHz・SSBで東大阪市移動のJP3SHZ局と交信して次に向かう。
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木の枝をテント風にした物と奥にブランコ
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こちらにはツリーハウス風のものが
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南東側の眺望
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大谷山手前の岩場
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西側には延命寺山やカザシもよく見えた、今度登ろう!
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大谷山山頂
古天神山へは小さなアップダウンを繰り返しながら登っていく。道は一部にシダのブッシュもあるが尾根筋ではっきりしている。古天神山の手前では見上げるような巨岩があった。巻き道を探して先に進み、P460の岩の上に立つことが出来た。430MHz・FMで六甲山移動のJQ3CSF局とレポート交換し、寒いので立ったまま弁当を食べる。
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加古川の先にイタリ山
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古天神山の手前の見上げるような大岩
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岩を巻きルートを探して何とか山頂に
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山頂から東側、高圧線が伸びる
ところでこの日は予報では高気圧に覆われて晴れるはずだったが、寒気のせいか終始すっきりとはせず、晴れたかと思うと厚い雲に覆われて時折小雨もぱらつく天気だった。予定ではピストンで同じルートを下るつもりだったが、地図を見ながら山頂から西に延びる尾根を下るか、その先に見える高圧線鉄塔に西側から巡視路があるのではないかと考えた。天候のこともあり早く下山できそうなルートに方針変更し、山頂から少し北に下ると西側の尾根が見えた。道はないが歩くに支障はなさそうだ。YAMAPで現在位置や方向を確認しながら歩きやすそうなところを適当に降る。急斜面や灌木を避けながらではあったが30分ほどで林道に降り立つことが出来た。後はのんびりと林道を歩いて駐車場所に戻った。
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下山に使った尾根、この辺りが一番緩やかなところ
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林道に降りた、右手は地図にない道だが巡視路の標識が指していた