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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

丹波篠山市の行者山

2021-12-19 | 日記
2021年12月19日(日)
 昨日はこの冬一番の冷え込みで京都市内でも初雪が見られた。今日も気温は低いが天候は安定しているようなので、比較的近場の丹波篠山へ向かう。一座目は行者山。地図で見ると469.9mの標高で三角点のマークがある。以前に車で登った衣笠山(484m)の真西にあり、当時は知らなかったが衣笠山から尾根筋を歩くルートがあるのはその後に知った。
 今回は春日江の集落から行者山の南側の尾根を歩くルートを登ることにした。駐車場所を探して車でウロウロするが見付けられず、神社への細い道を入って途中の急カーブで先に進めずバックで引き返す。そのまま市道?を先に進んだ路肩に駐車スペースがあった。
路肩に駐車スペースがあった
 登山準備をして歩いて先ほど引き返した神社に向かう。名前は熊按神社(くまあん)と言うそうで創建は千百年以上前、名前は全国で唯一と書かれていた。神社の裏から山に取り付く。適当に稜線目指して登ると明確な道があった。ここでYAMAPの地図を確認すると予定していた尾根ではないことに気がつく。そのまま尾根筋の踏み跡を北に進む。すると目の前を白っぽい動物が横切るのが見えた。たぶんイノシシだと思う。これまで鹿や狸、ツキノワグマは見たことがあるが野生のイノシシを見たのはたぶん初めてだと思う。
春日江のカヤ
この先をイノシシが横切った
 神社の東側の尾根を北に少し歩き鞍部に下りると獣除けのネットが現れた。ネットの扉を開けて中に入るとはっきりした踏み跡と歩きやすい道があった。この道は山頂まで続いており藪や迷うような所もなく山頂まで登ることが出来た。山頂には小さな祠が祀られていたが雪の下にブリキの屋根の残骸も残っていた。以前にはもっと大きな祠があったようだ。430MHz・FMでのCQに京丹波町の三峰山に登っているJF3FGL局から応答があった。
坊獣ネットの扉を開けて山へ入る

道ははっきりして歩きやすい
樹間に眺望が出てきた

山頂まであと少し
行者山の祠
縦長のプレートは珍しい
行者山山頂の三角点
 山頂からは東の衣笠山や北東の尾根筋に道が見られた。北東への道を下山してみようとも考えたが、今日は寒いので谷筋の道は避けて日差しのある来た道を戻ることにした。途中の明るい広場で久しぶりにお湯を沸かしてラーメンを作りランチを食べた。後は坊獣ゲートから最短と思われる道を歩いて駐車場所に戻った。
眺望は樹間に少しだけ
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