この日はあいにく午前中から雨になり、傘をさしての上野ファーム巡りとなりました。
一重の原種系のバラで覆われてしまいそうな小さなガーデンシェッド。
手前のディアボロは咲き出しそう。
左のオブジェは誰の作品かしら?
上野ファームの見所のひとつ、ミラーボーダー。
初夏はジギタリス、アルケミラモリス等淡い色合いの草花で彩られているようです。
これは以前からあったグラスなのかな?
ずいぶん花が沢山入った印象です。
サークルボーダー内のレンガのアーチ脇では、バラが咲き出していました。
アーチ奥は紫のアリウム・グローブマスター等で彩られたブルーガーデン。
サークルボーダーは円を4つに分けてテーマカラーを決めて植物が植え込まれています。
ここはブルー系の草花。
黄金葉のトラディスカンシア・サンシャインチャームが目を惹きました。
ロングボーダーでは、ロサ・グラウカが。
以前訪れた8月はこのグラウカの実がたわわに実っており、それに一目ぼれして自庭で育てることにしたんですけどね~失敗
ノビノビ咲いていますね。やはり寒いところが大好きなバラのようです。
マザーズガーデンでは早咲きのクレマチスが満開。
オリエンタルポピーやジャーマンアイリスなどと、ここはハッキリとした色あわせ。
淡いピンクのオリエンタルポピーとバプティジア・オーストラリスの色あわせは優しい感じ。
射的山へ向かう小道の入り口には大きな羊歯が茂っていました。
小道脇にはギボウシなど。
射的山はいつも私に原風景を思い出させてくれます。
春はカタクリとエゾエンゴサク。初夏はルピナス、否、ノボリフジ。
田んぼとノボリフジは、この時期の故郷の風景の象徴でした。
ピンクのニセアカシアもこの時期ならではの花かな。
満開の大木は見ごたえ十分。
今回初めて目にしたレンガの壁脇に、植えられたばかりのO社のバラが。
タグを確認しなかったので、どのバラを植えたか定かではないですが、私的にはチョイといただけない
以前よりずいぶんバラが増えた気がしましたが、ここには楚々と咲く原種系バラのが似合うと思うのです。
ここはイギリスではなく北海道のはず。
舌をかみそうな植物名は納屋の壁に貼られた沢山の写真の中から調べたもの。
見慣れない沢山の草花のあるガーデンではこうした気配りはありがたいです。
雨のかな体も冷えてくるので、NAYAcafeでランチタイム。
母はカレーを、私はケークサレとスープのセットを頼みました。
「季節が違えば、咲いている花も違うもんだね~。」と、4度目の訪問になる母もずいぶん感心していました。
2週間ずれると、庭の風景ってまったく違うものになりますよね。
だから何度も足を運びたい、そんな上野ファームです。