北海道北西部の日本海に面した小さな町が私の故郷。
例年は7月下旬から8月にかけて帰省するのですが、この時期は約30年ぶり。
この時期にしか見ることのできない植物に出会えるのが楽しみ。
私が高校時代はまだ国鉄があって、汽車(オレンジ色のキハ)通学しながら眺めた海に面した斜面に咲くエゾカンゾウ。
国鉄の路線が廃線になり、線路跡地に国道を広げるにあたり斜面を削った際、ほぼ絶えてしまったと思われたエゾカンゾウですが、地元の努力で近年復活に至ったようです。
昔ほどではないようですが、国道沿いに鮮やかな黄オレンジ色の花群が満開になっていました。
私の「THE 原風景」。再び出会えて本当に嬉しい
一日花なのですが毎日次々咲くので、この黄オレンジの群生が記憶に残っているのでしょうね。
ほっそりとした花姿。
背丈は1mぐらいになるかしら。
故郷の峰にはまだ雪が残っています。
雪が消えるのは、今年はいつごろなのかしら。
エゾカンゾウの咲く斜面の向い側は日本海。
夕陽が自慢の海ですが、今日は時化ていました。
原風景は私のガーデニングの原点ではないかと感じるこのごろです。