旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

浜名湖花博 2014~浜名湖ガーデンパーク編

2014年05月17日 18時13分23秒 | ガーデンの旅~国内編

浜名湖ガーデンパークは10年前の世界花博の会場となった場所。
10年ぶりの訪問となりました。

展望塔に上って「花銀河」を見下ろすと全体の模様が分ってより楽しめます
強風でタワーが少し揺れて一寸スリルが

上から見ると丸い植栽は全国各地の都市を象徴するディスプレイ。
なんといっても札幌はわかり易い

 

船着き場から水路をクルーズして目的の「印象派庭園」へ。
クルーズでは水路の両側に見える作品や庭園の説明があるのでお勧めですよ

10年前は「モネの庭」を再現した庭。玉崎先生の労作。
どうなったかしら、ちょっと心配でありましたが、バラや草花が満開で素晴らしかったです
初めて見る長女も感激していました。
お天気が良かったせいで、色合いがあまりにクッキリしていたので、ちょっと印象派風に画像を加工してみましたが、ダメ

睡蓮の池は植物や木が大きく育っていました。
藤の咲くころはさぞ見事だったことでしょうね。
睡蓮は午後2時以降は徐々に花が閉じてしまうらしく、何とか間に合ったかな
思ったより花が少ないけどこれからが季節だと思います。

リアルに見ると実に色鮮やか
背の高い植物が沢山入ってて、ボリュームのあるガーデン。
長女が「リアル国バラだ。ショーガーデンを実際に地べたで作ることができるんだね」と感動しておりました。

 

そしてメインのバラのアーチ。
この度はナスタチウムは咲いていませんでしたが、通路が閉鎖されていたので、風景によそ様が入り込まず、植物が十分に楽しめ、美しい植物中心の写真が撮れて良かった

庭園内の通路は一方通行だったり、飲食や日傘禁止だったりで、見る側にも配慮されていると感じました。

庭園を出て二人で早速ソフトクリームを食べました。
私はラベンダー&ローズの二色ソフト。
美味しかったですよ


10年前の世界花博の際、沢山作った各国の庭園ですが、お手入れが行き届かず、すっかり荒れ果てていたようです。
それを5年前と、今回で美しくリガーデンしたそう。
廃墟のようなガーデンの並ぶ公園なんて、誰も観に来たくないですものね
こうしたイベントでもなければ手が入らないのであれば、残念ですね。
写真はイギリスの庭。


都市緑化フェアで、神奈川県からは横浜市がガーデンを設営していました。
みなとみらい地区と山下公園地区のシルエットは、どの都市かわかり易いですね。
港に見える丘公園チックかな。

 

特別展示として、チェルシーフラワーショウで金賞を受賞した石原和幸氏の「桃源郷」が作庭されていました。
ガーデニングワールドカップ2013の参加作品のようです。
伝統的な和の世界を感じさせます。

花みどり創造館では有名レストランをはじめとした食のテーブルのディスプレイがありました。
只今マイブームの北欧風のテーブルコーディネート。
良いわ~

 

帰りは舞阪駅までバスで行きましたが、浜名湖地方は「強風注意報」が出ており、なんとJRが一時運行停止に
ちょっと焦りましたが、しばらく待つと徐行運転となり、何とか浜松までたどり着きました。

そして、浜松と言えばコレでしょう
10年前にも夕食を食べた、新幹線側の駅前にあるうなぎ屋「八百徳」へ。
お櫃うな茶漬けを頂きました
美味しかった
鰻が大好きな我が家のお気に入りの鰻屋(今は閉店)の味に近くて、嬉しくなりました。
国産ウナギのふっくらとしたかば焼きに昆布だしのお茶をかけていただきま~す

 この度の花博はとても楽しめましたが、食だけは10年前に比べてかなり見劣りがして残念
印象派庭園の近くのあのフレンチレストランだけでもあれば良かったのにな~

それでも最後に美味しいウナギを頂けて、長女ともども大満足の一日となりました

やっぱりガーデンは私に元気と癒しの両方を与えてくれるかけがえのない「パワースポット」に間違いないわ


浜名湖花博 2014 ~はままつフラワーパーク編

2014年05月17日 10時21分04秒 | ガーデンの旅~国内編

週の初めに長女から「代休がとれたら静岡行かない?」とメールが来たので、昨日思い切って行ってきました
あの「浜名湖花博」から10年、当時の会場は今どうなっているのか、期待と不安が入り乱れます。

この度の「浜名湖花博2014 第31回全国都市緑化しずおかフェアの会場は二つに分かれております。
最初に「はままつフラワーパーク」の模様をご報告します。

会場入り口のウエルカムフラワーは薔薇のトレリスとボーダーガーデン。
お天気に恵まれ、花たちも綺麗に咲いていて、期待大です。

 

「モザイカルチャー」という草花で作られた立体芸術の展示がいくつもありました。
どれも可愛らしい草花の像で、子どもも楽しめそう
どうやら季節季節で草花を入れ替えるようです。

 

長女のお目当ては吉谷桂子さんが監修したスマイルガーデン。
藤棚の作りがガッチリし過ぎて草花の柔らかい優しい雰囲気に似合わない気がしましたが、ガーデンの草花は良く咲いていて素敵でした


吉谷さんが書いたり話したりしている「カラースキーム」とはこういうものなのでしょうね。
一つ一つの株が大きくなって見ごたえがあります

熱心に写真を撮る長女。
かなり勉強になったようですよ

アリウムが間もなく咲きそう
その頃はまた景色が変わって、楽しめるのでしょうね。
近ければ再訪したいけどな~

 

この時期のフラワーパークの見どころはバラ園。
見事なアンジェラの大アーチ。
どのバラも元気に綺麗に咲いていました

淡い色合いのバラの風景も素敵
こういった色合いに癒されます
此方は私の勉強に

 

温室内には青い胡蝶蘭の展示がありました。
10年前の花博の時は「青いバラ」の展示が目玉の一つでしたが、青い胡蝶蘭はどうやって咲かせたのでしょうね

 

ヒマラヤの青い芥子(ブルーポピー)も展示されていました。
こうした室内展示は、どうにも人工的で花が造花に見えるのは私だけでしょうかね~
でも今年も出会えて良かったわ

 

この後バスに乗ってもう一つの会場「浜名湖ガーデンパーク」へ向かいました。

続く