東北の震災から6年が経ちました。
春の息吹を感じる喜びと同時に、震災時の光景が蘇るのは私だけではないでしょう。
震災から少しして、どのメディアで見たのか聞いたのか、この時期必ず思い出すようになった詩があります。
ご存知の方も多いのでは。
またやって来たからといって
春を恨んだりはしない
例年のように自分の義務を
果たしているからといって
春を責めたりはしない
わかっている わたしがいくら悲しくても
そのせいで緑の萌えるのが止まったりはしないと
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ヴィスワヴァ・シンボリスカの「眺めと別れ」という題名の詩の一部を抜粋しました。
圧倒的に悲しいけれど決して忘れてはいけない事、あります。
室内で水栽培を始めたチューリップが一本咲きました
根は、こんなに少ないし、球根も傷んでいるのに。
紫の縞の入る美しい花です。
こんな小さな球根でも、咲こうとする力、素晴らしいです
自然の持つ力に畏怖と敬意の念を感じます。
とりあえず、今私にできることをしよう
そして、これからも、ずっと
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