過去にブログに書いたことがある家庭用パン焼き機。
今日はこれについて書こうかなと思います。昨晩ふいっと頭に浮かんだので。
どうしたんでしょうか?自分でも分からないのですが。
以前手作りパンを1ヶ月ほどせっせと作った時期があります。
手作りパンの焼き立てがとても美味しくて、その後も暇が出来ると作ったのですが、
やはり捏ね上げ、発酵時間、成型など手間と時間が掛かります。
それだけに焼きあがった時は嬉しくて、その待ちかねた美味しさにも一入の感慨があるのですが、
恥ずかしいかな根気が続きません。
そこで、以前からパン焼き機が気になっていました。
ある日前々から欲しかったからと、弾みで家庭用パン焼き機を購入して来ました。
弾みといっても、一応は2、3回あちらこちらのお店でも商品の下見はしていました。
ティファールは家庭用の料理調理器としても多くの商品があり、最初これにしようかなと思っていましたが、
実際、その時の特売品などの値段や機能、メーカー名などで別のメーカの物を買って来ました。
やはりこの点、弾みですね。衝動買いに近いものがありました。
早速取扱説明書を読み、試作、やはり焼き立ては美味しいです。
家族も皆喜んで食べていました。その後、私はあれこれと毎日のようにパンを焼きました。
何しろ、材料をセットするだけですから、後は機械任せ。
時折手を加えるレシピもありましたが、ほぼあなた任せのパン焼きです。
餅などやジャムも作れたので、作ってみましたが、お餅はとてもお勧めです。
つき立てのお餅が食べられるので、とても幸せでした。
小豆に絡めたり、砂糖醤油にしたり、大根おろしと絡めてからみ餅。
一工夫すれば苺大福にする事もできます。
さて、そんなこんなで2、3ヶ月間、私は説明書のレシピで材料を揃え、
イースト菌はもちろん酵母のパン、米粉のパン、残りご飯でパン、チョコチップ入り、レーズン入り、
大豆にその他雑穀のパンと、メロンパンまで様々に焼きましたが、
パンを焼き始めてから2、3回目頃から、家族のパンへの手の伸びが無くなり、
本当にぱったりと口にしてくれなくなりました。
私としては、どのパンが家のお箱になるかなと、
皆の一番の好みのパン、美味しいパンを見定めたかったのですが、家族の態度は全然期待外れでした。
私1人で果敢にパン焼き器と奮闘する毎日。そして出来上がったパンやケーキにも取り組んでいました。
1回に焼きあがるパンは1斤ほどの量になります。これを1人で消化する訳です。
そのまま食べたり、ジャムやヨーグルト、サラダやハムなど塗ったり挟んだりします。
シチューやスープなどと1食として食べ、1人でゆったりランチタイムを楽しんだりしました。
母は福祉施設に行ったりするので、その日のランチは全く私の自由時間です。
美味しいパンと寛ぎの時間、至福の時といってよいものがありました。
このように、2、3ヶ月間継続してパン焼き器を自発モニター?した結果、
焼きあがったパン類、お菓子類に、皆独特の画一した味がベースとしてある事に気付きました。
味の違うパン、フィリングの違うパン、焼き方の違うパン、お菓子なのに、
何かしら独特のベースの味があるのです。
味に飽きると言うよりも、これだけの期間、ほぼ1人で焼き上がりを消費した結果が、
私に自発的モニター終了を迫りました。
そうです。穀物の多量摂取、特に小麦粉の過剰摂取って太りますよね。効果覿面です。
現在、パン焼き器は元の箱に納められ、文字通りの棚上げ状態となっています。
以降、私は市販のパンでも太りそうな気がして、自分の分はあまり買わないようにしています。
朝はご飯、ご飯、ご飯。です。それと大豆の加工品、この組み合わせがベターです。