遠距離恋愛のお題に参加して、夢のお話を思い出したので書いてみる事にしました。
何時頃の夢かというと、小学校の高学年くらいではないかと思います。
ある日、夢の中に男の人が出て来て、私に話しかけます。
「お前お金持ちが嫌いでしょう?」
と言われるのです。
当時の私はそうでしたから、如何して分かったのだろうと不思議に思ってその人に聞いてみました。
「そうです。如何して分かったんですか?」
その人はにこやかに微笑んで、お前を見ていればわかります。との答えでした。
そうして、その人から何故お金持ちが嫌いなのかと尋ねられたので、私は答えます。
「昔、男の子の家へ遊びに行っていたら、そこのお父さんに、財産目当てなんでしょう、云々といわれて、
お金持ちの男の子の家へ遊びに行くとこんな事も言われるんだなぁと思ったからです。」
と、それ以降お金持ちが嫌いになったのだと話しました。
するとその男の人は私の言葉に全然動じる事なくこう言われました。
「お前、それは本当のお金持ちじゃありません。」
本当のお金持ちというのはそうじゃありません。違います。
とやや苦笑いの感がありました。
ほーっと、私は何だか一種の感慨のようなものを感じました。
夢の中で、夢のようなお話でした。
夢から覚めてみると、現実ではなかなかそういった実感は湧かなかったのですが、
追々と、そうか、そんな物かもしれないと思い、お金持ちも悪くはないなぁと思い始めました。
にこにこして『本当のお金持ちか』と、思ったものです。
長くは書かない方がよい話題だと思うので、これで。