それから2、3日の内だったと思いますが、或る晩夢を見ました。
私は夢を見ながら、これは夢だと分かっているのです。
場所は当時の教室でした。
不思議な事に電球が付いていて、教室は昼間というより夜間の室内の其れのようでした。
幼馴染が私に、書いて上げたら、約束したんでしょうと言います。
私は彼女までそんな事を言うのだと、昨日、又は一昨日、父も同じ事を言っていたが、
何の事か分からないと彼女と話しを始め、同級生の彼女と話す内に、やはり或る同級生の事を思い出しました。
其れで、彼女には背を向けて、1人昔の事を思い出していました。
『時が来たら書いてね。』
そんな言葉に思い至って、もしかしたらその事かなと思うのでした。
彼女に確認してみようと振り返ると、その場所には父が立っていました。
「あれ、お父さん。」
何で教室に父が?そう思いましたが、夢の事、何でもあるのだなと私は思います。
父は如何だい思い出したかいとにこにこして聞きますが、私は多分そうなのだろうと思う位でしたから、
父が出てくると、さっぱりと答えるしかありません。
「全然、何の事だか分からない。」
何日か前の言葉と同じ、私は父と同じ遣り取りを繰り返すばかりです。
こうなったら私も意固地です。
父に限らず、どうやら皆が知っている事柄を、皆は何故私1人だけに書かせようとするのか?
『私ばかりに責任を押し付けて…』
私ばかりが悪く見られるではないか、そんな事を感じるのでした。
父に限らず、誰が出て来ても、私はこの様な遣り取りにはもう大概飽きました。
そこで、自分の夢なのだから、自分の好きな様にするわと
「もう目を覚ます事にする。」
そう言って、何をしたのでしょう?覚えていませんが、目が覚めるとそこは平日の朝の自宅でした。
私は何時ものように登校の準備をするのでした。
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