Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

3本の鉛筆、13

2017-01-14 08:38:24 | 日記

 それから2、3日の内だったと思いますが、或る晩夢を見ました。

私は夢を見ながら、これは夢だと分かっているのです。

 場所は当時の教室でした。

不思議な事に電球が付いていて、教室は昼間というより夜間の室内の其れのようでした。

幼馴染が私に、書いて上げたら、約束したんでしょうと言います。

私は彼女までそんな事を言うのだと、昨日、又は一昨日、父も同じ事を言っていたが、

何の事か分からないと彼女と話しを始め、同級生の彼女と話す内に、やはり或る同級生の事を思い出しました。

 其れで、彼女には背を向けて、1人昔の事を思い出していました。

『時が来たら書いてね。』

そんな言葉に思い至って、もしかしたらその事かなと思うのでした。

 彼女に確認してみようと振り返ると、その場所には父が立っていました。

「あれ、お父さん。」

何で教室に父が?そう思いましたが、夢の事、何でもあるのだなと私は思います。

 父は如何だい思い出したかいとにこにこして聞きますが、私は多分そうなのだろうと思う位でしたから、

父が出てくると、さっぱりと答えるしかありません。

「全然、何の事だか分からない。」

何日か前の言葉と同じ、私は父と同じ遣り取りを繰り返すばかりです。

 こうなったら私も意固地です。

父に限らず、どうやら皆が知っている事柄を、皆は何故私1人だけに書かせようとするのか?

『私ばかりに責任を押し付けて…』

私ばかりが悪く見られるではないか、そんな事を感じるのでした。

 父に限らず、誰が出て来ても、私はこの様な遣り取りにはもう大概飽きました。

そこで、自分の夢なのだから、自分の好きな様にするわと

「もう目を覚ます事にする。」

そう言って、何をしたのでしょう?覚えていませんが、目が覚めるとそこは平日の朝の自宅でした。

私は何時ものように登校の準備をするのでした。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿