2009.4/22日
ブンガマティ訪問後、車で20分位のところにあるコカナに向かいました。 細いでこぼこ道なのでゆっくり進むしかありません。
コカナもネワール族の仏教徒の村です。
ブンガマティからコカナに向かう途中、ガネシュの寺で有名な寺に寄りました。
カールヤヴィナヤク寺院 (ヴィナヤク=ガネシュの別名)
ガイドブックなどにはガネシュは「商売の神」と書かれているのですが、ディネシュさんはちょっと違うと言います。 「縁起のいい神」だと・・・
世界遺産一つ目④でカトマンドゥ ダルバール広場にあるガネシュの寺、アショクヴィナヤク寺院を紹介しましたが、あそこはホントに小さい「祠」という言葉のほうが合うほどの建物です。
それから比べるとこちらの方がずっと大きいですが、寺院としては小さいかもしれません。 境内が狭いのと光の加減で写真はうまく撮れませんでした。
裏に廻ると、調理場付きの集会所のような建物があり、お参りの後などに集まりみなさんで美味しい料理を作ったり持ち寄ったりして楽しむそうです。
ということで、この寺は村の人々から大変愛されています。
ここで、ガネシュで有名な4人(4つの寺)を紹介します。
1.アショクヴィナヤク・・・・・カトマンドゥ ダルバール広場
2.スルヤヴィナヤク・・・・・・バクタプール
3.ザールヴィナヤク・・・・・・カトマンドゥの南西 チョバール
4.カールヤヴィナヤク・・・・・ブンガマティとコカナの間
コカナ
町の入り口に車を置いて歩き始めると、道路の真ん中に寺院が建っているのが見えます。 ネパールではこんな形で、道の真ん中?に建っている寺院をよく見かけます。
ルドラヤニ寺院 (別名 シカリマイ寺院) ルドラヤニ(又はシカリデヴィ)という女神を祀っています。
これは、もともとこの形態で建てられたのか、手前に住宅があり狭い道路の道路際にあったものが道路を拡張したために寺院が道の真ん中に飛び出す形になったのか? よくわかりません。
こんどディネシュさんに会ったら聞いてみましょう。
この寺院のすぐ近く(写真右手)に小さな池があります。 8月のお祭りの時には池に1頭の羊を投げ込み、それを多勢の人間が噛みついて殺すという儀式が行われるとか・・・ ちょっと怖い話です。
ブンガマティの村でもそうでしたが、コカナでもアヒルがたくさん歩いています。 山羊も見かけました。 でも鶏は見かけないなーと思っていたら、この村では鶏は飼ってはいけないことになっているとのこと。
なぜ?
伝説によると、お釈迦様が修行中のこと(紀元前6C?)、たくさんの虫に刺され苦しんでいました。 すると鶏がやってきてその虫をせっせと食べてくれお釈迦様を助けてあげたそうです。 そのころからネワール族の仏教徒の村では鶏を敬ってきました。
もし鶏を飼うとなると、いずれは生け贄にするかごちそうにして食べるかするので、それは絶対に出来ないことなのです。
これが、ネワール族の仏教徒の村で鶏を飼ってはいけない理由です。
同じネワール族の仏教徒でも住むところにより、鶏を食べている人たちもたくさんいます。 コカナやブンガマティではまだ古くからの風習が守られているのです。
この村を歩いていて気がついたこと、それは家々の2Fや屋上に掲げてある見かけない旗。 これは「ネワール族の仏教の旗」だそうです。 お祭りの1ヶ月前から立てられるそう。
お釈迦様が生まれたのは満月の夜。 悟りを開いたのも満月の夜。 涅槃に入られたのも満月の日。 いずれも5月の満月の日。 ・・ということで5月の満月の1ヶ月ほど前になるとこの旗がひらめくということです。
この旗はその後2009.10月、カトマンドゥのタメル地区でも見かけました。
このあと、こんなゆるやかな段々畑を見ながら帰途に着きました。
この日はディネシュさんのお宅で遅いランチにお呼ばれしていました。
その前に、来る時に通りかかったチベット難民キャンプに寄ることに・・
ネパールにはチベットからの難民が何万人か何十万人かわからないほどたくさんいるようです。 あちこちに難民キャンプがあります。 ここはパタンに近いところにある大きな施設です。
1Fではたくさんの人が絨毯を織っています。 男性もいるということですが女性がほとんどです。
2Fは展示場になっています。超高価なものからお手頃なものまでとにかくたくさんあります。
私たち観光客も購入することが出来るようですが、なんと、ヨーロッパからは飛行機一機(Air Cargo)仕立て、それに乗るだけの絨毯を買い付けにくるそうです。 オドロキー!
難民というのは生活に苦労しているのかと思っていましたが、なんのなんのチベットの人はお金持ちが多いのだとか。
私がまわったカトマンドゥだけでも、りっぱなチベット仏教のゴンパ(僧院)にどれだけ会ったかと考えると、お金持ちと言われるのもうなずけます。
ブンガマティ訪問後、車で20分位のところにあるコカナに向かいました。 細いでこぼこ道なのでゆっくり進むしかありません。
コカナもネワール族の仏教徒の村です。
ブンガマティからコカナに向かう途中、ガネシュの寺で有名な寺に寄りました。
カールヤヴィナヤク寺院 (ヴィナヤク=ガネシュの別名)
ガイドブックなどにはガネシュは「商売の神」と書かれているのですが、ディネシュさんはちょっと違うと言います。 「縁起のいい神」だと・・・
世界遺産一つ目④でカトマンドゥ ダルバール広場にあるガネシュの寺、アショクヴィナヤク寺院を紹介しましたが、あそこはホントに小さい「祠」という言葉のほうが合うほどの建物です。
それから比べるとこちらの方がずっと大きいですが、寺院としては小さいかもしれません。 境内が狭いのと光の加減で写真はうまく撮れませんでした。
裏に廻ると、調理場付きの集会所のような建物があり、お参りの後などに集まりみなさんで美味しい料理を作ったり持ち寄ったりして楽しむそうです。
ということで、この寺は村の人々から大変愛されています。
ここで、ガネシュで有名な4人(4つの寺)を紹介します。
1.アショクヴィナヤク・・・・・カトマンドゥ ダルバール広場
2.スルヤヴィナヤク・・・・・・バクタプール
3.ザールヴィナヤク・・・・・・カトマンドゥの南西 チョバール
4.カールヤヴィナヤク・・・・・ブンガマティとコカナの間
コカナ
町の入り口に車を置いて歩き始めると、道路の真ん中に寺院が建っているのが見えます。 ネパールではこんな形で、道の真ん中?に建っている寺院をよく見かけます。
ルドラヤニ寺院 (別名 シカリマイ寺院) ルドラヤニ(又はシカリデヴィ)という女神を祀っています。
これは、もともとこの形態で建てられたのか、手前に住宅があり狭い道路の道路際にあったものが道路を拡張したために寺院が道の真ん中に飛び出す形になったのか? よくわかりません。
こんどディネシュさんに会ったら聞いてみましょう。
この寺院のすぐ近く(写真右手)に小さな池があります。 8月のお祭りの時には池に1頭の羊を投げ込み、それを多勢の人間が噛みついて殺すという儀式が行われるとか・・・ ちょっと怖い話です。
ブンガマティの村でもそうでしたが、コカナでもアヒルがたくさん歩いています。 山羊も見かけました。 でも鶏は見かけないなーと思っていたら、この村では鶏は飼ってはいけないことになっているとのこと。
なぜ?
伝説によると、お釈迦様が修行中のこと(紀元前6C?)、たくさんの虫に刺され苦しんでいました。 すると鶏がやってきてその虫をせっせと食べてくれお釈迦様を助けてあげたそうです。 そのころからネワール族の仏教徒の村では鶏を敬ってきました。
もし鶏を飼うとなると、いずれは生け贄にするかごちそうにして食べるかするので、それは絶対に出来ないことなのです。
これが、ネワール族の仏教徒の村で鶏を飼ってはいけない理由です。
同じネワール族の仏教徒でも住むところにより、鶏を食べている人たちもたくさんいます。 コカナやブンガマティではまだ古くからの風習が守られているのです。
この村を歩いていて気がついたこと、それは家々の2Fや屋上に掲げてある見かけない旗。 これは「ネワール族の仏教の旗」だそうです。 お祭りの1ヶ月前から立てられるそう。
お釈迦様が生まれたのは満月の夜。 悟りを開いたのも満月の夜。 涅槃に入られたのも満月の日。 いずれも5月の満月の日。 ・・ということで5月の満月の1ヶ月ほど前になるとこの旗がひらめくということです。
この旗はその後2009.10月、カトマンドゥのタメル地区でも見かけました。
このあと、こんなゆるやかな段々畑を見ながら帰途に着きました。
この日はディネシュさんのお宅で遅いランチにお呼ばれしていました。
その前に、来る時に通りかかったチベット難民キャンプに寄ることに・・
ネパールにはチベットからの難民が何万人か何十万人かわからないほどたくさんいるようです。 あちこちに難民キャンプがあります。 ここはパタンに近いところにある大きな施設です。
1Fではたくさんの人が絨毯を織っています。 男性もいるということですが女性がほとんどです。
2Fは展示場になっています。超高価なものからお手頃なものまでとにかくたくさんあります。
私たち観光客も購入することが出来るようですが、なんと、ヨーロッパからは飛行機一機(Air Cargo)仕立て、それに乗るだけの絨毯を買い付けにくるそうです。 オドロキー!
難民というのは生活に苦労しているのかと思っていましたが、なんのなんのチベットの人はお金持ちが多いのだとか。
私がまわったカトマンドゥだけでも、りっぱなチベット仏教のゴンパ(僧院)にどれだけ会ったかと考えると、お金持ちと言われるのもうなずけます。