junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

6度目のネパール ネパールのお祭り ティハール ①

2010-10-11 21:44:50 | ネパール
 2009.10/18


 昨日のゴダヴァリ行きで、今がティハールのお祭り期間ということを教えてもらいました。

 ティハールは女神・ラクシュミー (ヴィシュヌの妃) を家に迎え、健康や富、繁栄を願うお祭りだそう。

 ディネシュさんは 「果物のお祭り」とも「光の祭り(家々の窓辺に明かりが灯されるので)」
              とも言うと教えてくれました。 

  ティハール1日目 カラスの日
        2日目 犬の日
        3日目 牛の日
        4日目 人間の日(マハープザ:この日がネワール族の新年)
        5日目 弟の日(バイティカ:姉が弟にティカをつける)

 ティハール5日間のうちの今日は3日目の牛の日ということです。 女神の象徴である牝牛にごちそうを食べさせるということですが、カトマンドゥやパタンの町なかでは牛はほとんど見かけません。

 明日は ”ネワール族の新年”というこの日、夕方にタメルチョークを通りかかると何やら人だかりが・・・ のぞいてみると、豆や米などを使って広場の道路上に大きな絵を描いていました。3m四方くらいの大きさだったでしょうか。


暗くなってもまだ描いています。 描く人が女性に交代していました。


いつから描き始めたのか、夜の7時ころにようやく出来上がりました。


使われていた豆の一部。 赤い豆、黒い豆、白はポップした麦? このほか、緑はグリーンピース、オレンジはマリーゴールドの花びらだったかも・・ などなどです。



 そういえばホテルでも家々の出入り口にも神さまを迎えるためのこんな絵が描かれていました。

曼荼羅を描くようです。




家に導くための神さまの通り道と足型も描かれています。




 お祭り相場

 いつも自転車の果物売りから果物を買うのですが、ミカンやりんご、バナナなど適当に選んで1キロ、70ルピー位ですがこの日はなんと! 280ルピーと言われました。

 びっくりして何ぼ何でも高いんじゃないのと抗議してしまったら・・・ じゃあ200ルピーでいいと・・・。 それでも高いんじゃないの? と頑張ってみたけれどこれ以上は安くは出来ないと言われました。 断ることもできたとは思うのですが袋に入れてしまった手前成り行きで買ってしまいました。

 そのあと、食事をしに行ったところでその話をしたら、それはお祭りだから仕方ないとのこと。

 街じゅう、ネパールじゅうで?使っているであろうマリーゴールドの花がなんと! きのう400ルピーだったものが新年を明日に控えたこの日は2500ルピーにもなっているとのこと。

 果物のお祭りともいわれるくらいだから果物が高いのも仕方ないかと納得しました。