今までのネパール訪問ではネパール語は喋れなくても、読めなくても困ることはありませんでした。 これからも困ることはないかもしれません。
ですが何度も訪れているうち、だんだんとネパール語を知りたい、話してみたいと思うようになりました。
そこで2009.10月の6度目の訪問は約1ヶ月とし、ネパール語の勉強を始めることにしました。
毎日勉強だけでは疲れてしまうので、土・日は休みとしました。
その休みを利用しての最初の観光がダクシンカリでした。
2009.10/3日
ダクシンカリはカトマンドゥの南南西の方向にあります。 山道を進んでいくのですが車で1時間くらいかかったと思います。
カトマンドゥの西を流れるヴィシュヌマティ川 (カトマンドゥから世界遺産六つ目のスワヤンブナート寺院まで歩いて行くときもこの川を渡ります) を渡り左に曲がります。 その川はやがてパシュパティナートから流れてくるバグマティ川に合流しますが、そのバグマティ川に沿ってどんどん南に進みます。
右に曲がるとキルティプールに行くというその道には進まず、さらに川に沿って南へ。
文殊菩薩が大刀で山を切り開いたという場所、チョバールを通り、徐々に川から離れ山道を登って行きます。 途中左にたくさんの野鳥も見られるという湖、トゥダー湖があります。
さらに進んで行くと左手、遠くの方に4月に尋ねたコカナの村が見えました。さらに進むとはるか遠く、下の方にブンガマティも見えました。 かなり高いところまで上がってきたのがわかります。
ディネシュさんの話ではこのあたりには今でもレオパードが住んでいるとのこと。 日本だとさしずめクマが出没するあたりという感じでしょうか・・・。
途中には、カトマンドゥ盆地の四隅にあるというナラヤンの寺で有名な一つ、セサナラヤンがあります。 ここは帰りに寄ることにしました。
ネパールで一番最初に電気が点いたというファルピンという村を通り過ぎると間もなくダクシンカリです。
こんな遠いところまで、ディネシュさんのお母様たちの若いころは6~7時間もかけて歩いてお参りに来たそうです。
ダクシンカリ (ダクシン=南 カリ=シヴァの妃・パールヴァティの化身)
ダクシンカリは願い事を叶えてくれる女神が祀られています。 この神は血を好む神です。
山羊やニワトリの首を切り血を捧げる光景が見られました。 生け贄にされる動物は自然に放し飼いにされたオスのみが捧げられます。
生け贄にされた動物は人間に生き返るため、生け贄は悪いことではないとされます。
何も知らないこの鶏の運命は・・
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この日はダサインの最後の日。 2方向から長い行列ができていました。 この日だけでなくダサインの間の15日間、毎日この賑わいだそうです。
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生け贄にされた鶏や山羊は近くにある?で皮をはがれ、料理に使えるように小さく切り刻んでもらえます。 それを家に持ち帰ってごちそうにして食べるのです。
参道には野菜やお土産を売る露店がたくさん並んでいます。
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緑の小さい実(ビー玉より少し大きい)はアマラといって薬草の実。 酸っぱいけれどこれ一つ食べるとリンゴ2コ分の栄養があるとか・・ まだ試したことはありません。
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帰り道で寄ったのが・・・
セサナラヤン寺院 (セサ=頭 ナラヤン=ヴシュヌの別名)
ナラヤン寺院はカトマンドゥ盆地の四方にあり、カトマンドゥを守護しています。
1.チャングナラヤン(カトマンドゥの北東)・・・世界遺産七つ目で紹介
2.ビサンクナラヤン( 〃 南東)・・・次回訪問予定
3.セサナラヤン ( 〃 南西)・・・ここ
4.イチャングナラヤン( 〃 北西)
ここは寺院といっても岩をくりぬいて作った祠のようなもの。(写真がない・・)
ディネシュさんがバターランプを買ってくれ、お参りをしました。
寺院前にいたのがこの像たち
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隣にはやはり岩をくりぬいて作った洞窟があり、中にはパドマサンバヴュ(チベット仏教を広めた高僧)が祀られています。 ヨーロッパからの人たちが5~6人入ったら満杯。 私は覗いただけでした。
その洞窟の近くの高いところに古くからあったようなチベット仏教の僧院がありました 来る途中には新しいりっぱな僧院もありました。
行きには気がつかなかったのですが面白いブランコが目に入りました。
四方に竹を立て、それをうまく利用してぶらんこにしてあります。 お祭りの時だけ作られるそうです。 大人たちが見守る中、子供たちは交代で楽しそうに遊んでいました。
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ザールヴィナヤク寺院 (ヴィナヤクはガネシュの別名)
前にブンガマティとコカナの間にあったカールヤヴィナヤクを紹介しましたが、ザールヴィナヤクもガネシュで有名な4人のうちの一人です。
寺院の規模はブンガマティの近くにあったものと同じくらいのこじんまりしたものです。 祀られているのは 「大きな岩」 というようようなものでした。
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ここには体長1.5mもありそうな大きなネズミが寺院の方を向いて据えられていました。 これまでガネシュの乗り物がネズミということを知りませんでした。
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寺院入口の絵にはガネシュの足元にネズミが描かれていました。
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この寺院のすぐ隣をインドのガンジス川につながっているというバグマティ川が流れています。 そこから見える橋のあたりが文殊菩薩が切り開いたというチョバールとのことでした。
ですが何度も訪れているうち、だんだんとネパール語を知りたい、話してみたいと思うようになりました。
そこで2009.10月の6度目の訪問は約1ヶ月とし、ネパール語の勉強を始めることにしました。
毎日勉強だけでは疲れてしまうので、土・日は休みとしました。
その休みを利用しての最初の観光がダクシンカリでした。
2009.10/3日
ダクシンカリはカトマンドゥの南南西の方向にあります。 山道を進んでいくのですが車で1時間くらいかかったと思います。
カトマンドゥの西を流れるヴィシュヌマティ川 (カトマンドゥから世界遺産六つ目のスワヤンブナート寺院まで歩いて行くときもこの川を渡ります) を渡り左に曲がります。 その川はやがてパシュパティナートから流れてくるバグマティ川に合流しますが、そのバグマティ川に沿ってどんどん南に進みます。
右に曲がるとキルティプールに行くというその道には進まず、さらに川に沿って南へ。
文殊菩薩が大刀で山を切り開いたという場所、チョバールを通り、徐々に川から離れ山道を登って行きます。 途中左にたくさんの野鳥も見られるという湖、トゥダー湖があります。
さらに進んで行くと左手、遠くの方に4月に尋ねたコカナの村が見えました。さらに進むとはるか遠く、下の方にブンガマティも見えました。 かなり高いところまで上がってきたのがわかります。
ディネシュさんの話ではこのあたりには今でもレオパードが住んでいるとのこと。 日本だとさしずめクマが出没するあたりという感じでしょうか・・・。
途中には、カトマンドゥ盆地の四隅にあるというナラヤンの寺で有名な一つ、セサナラヤンがあります。 ここは帰りに寄ることにしました。
ネパールで一番最初に電気が点いたというファルピンという村を通り過ぎると間もなくダクシンカリです。
こんな遠いところまで、ディネシュさんのお母様たちの若いころは6~7時間もかけて歩いてお参りに来たそうです。
ダクシンカリ (ダクシン=南 カリ=シヴァの妃・パールヴァティの化身)
ダクシンカリは願い事を叶えてくれる女神が祀られています。 この神は血を好む神です。
山羊やニワトリの首を切り血を捧げる光景が見られました。 生け贄にされる動物は自然に放し飼いにされたオスのみが捧げられます。
生け贄にされた動物は人間に生き返るため、生け贄は悪いことではないとされます。
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何も知らないこの鶏の運命は・・
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この日はダサインの最後の日。 2方向から長い行列ができていました。 この日だけでなくダサインの間の15日間、毎日この賑わいだそうです。
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生け贄にされた鶏や山羊は近くにある?で皮をはがれ、料理に使えるように小さく切り刻んでもらえます。 それを家に持ち帰ってごちそうにして食べるのです。
参道には野菜やお土産を売る露店がたくさん並んでいます。
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緑の小さい実(ビー玉より少し大きい)はアマラといって薬草の実。 酸っぱいけれどこれ一つ食べるとリンゴ2コ分の栄養があるとか・・ まだ試したことはありません。
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帰り道で寄ったのが・・・
セサナラヤン寺院 (セサ=頭 ナラヤン=ヴシュヌの別名)
ナラヤン寺院はカトマンドゥ盆地の四方にあり、カトマンドゥを守護しています。
1.チャングナラヤン(カトマンドゥの北東)・・・世界遺産七つ目で紹介
2.ビサンクナラヤン( 〃 南東)・・・次回訪問予定
3.セサナラヤン ( 〃 南西)・・・ここ
4.イチャングナラヤン( 〃 北西)
ここは寺院といっても岩をくりぬいて作った祠のようなもの。(写真がない・・)
ディネシュさんがバターランプを買ってくれ、お参りをしました。
寺院前にいたのがこの像たち
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隣にはやはり岩をくりぬいて作った洞窟があり、中にはパドマサンバヴュ(チベット仏教を広めた高僧)が祀られています。 ヨーロッパからの人たちが5~6人入ったら満杯。 私は覗いただけでした。
その洞窟の近くの高いところに古くからあったようなチベット仏教の僧院がありました 来る途中には新しいりっぱな僧院もありました。
行きには気がつかなかったのですが面白いブランコが目に入りました。
四方に竹を立て、それをうまく利用してぶらんこにしてあります。 お祭りの時だけ作られるそうです。 大人たちが見守る中、子供たちは交代で楽しそうに遊んでいました。
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ザールヴィナヤク寺院 (ヴィナヤクはガネシュの別名)
前にブンガマティとコカナの間にあったカールヤヴィナヤクを紹介しましたが、ザールヴィナヤクもガネシュで有名な4人のうちの一人です。
寺院の規模はブンガマティの近くにあったものと同じくらいのこじんまりしたものです。 祀られているのは 「大きな岩」 というようようなものでした。
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ここには体長1.5mもありそうな大きなネズミが寺院の方を向いて据えられていました。 これまでガネシュの乗り物がネズミということを知りませんでした。
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寺院入口の絵にはガネシュの足元にネズミが描かれていました。
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この寺院のすぐ隣をインドのガンジス川につながっているというバグマティ川が流れています。 そこから見える橋のあたりが文殊菩薩が切り開いたというチョバールとのことでした。