2009.10/22
ネパール訪問3年目にしてようやく行ってみようかなと思ったのがネパール第2の都市 ポカラ。 それとトレッキングの体験も。
ポカラ訪問は初めてなので一応観光ガイドに載っている場所をいくつか訪れました。 なんでもそうですが、一度は見てみないと話にならないと思い・・・
カトマンドゥからポカラへ
ポカラまではバスという方法もあるのですがそれだと7~8時間と時間がかかり過ぎるのでここは奮発して飛行機で行くことにしました。 飛行機だと30分で着いてしまいます。
今回ポカラへの交通手段を飛行機にしてよかったのは時間の大幅な短縮と 「特にマウンテンフライトをしなくてもこのフライトで十分ではないか・・・と思ったことでした。
かねてから一度マウンテンフライトというものをしてみたいと思っていましたが、天候によりせっかくフライトしても見えないこともあるということを聞き思い切りがつかないでいました。
天気が良ければ カトマンドゥでのマウンテンフライトはエヴェレストやランタンヒマールなどを真近で見せてもらえるので迫力が違うらしいということですが・・・。
私はポカラへのフライトで十分満足してしまいました。
雲の上に出てすぐに見える山はマナスル、ガネシュ山脈、ランタンヒマール、ドルジェラクパなどです。
ポカラに近づくとアンナプルナサウス、アンナプルナ I 峰、マチャプチャレなどが見えてきます。
フライトは30分なのであっという間に小さなポカラ空港に着いてしまいます。
空港からもマチャプチャレ(真ん中に見えるとんがった山 6993m)が見えます。 マチャ=魚 プチャレ=しっぽ という意味。 見る方角によりしっぽ(山のてっぺん)が二つに割れて見え、ちょうど魚のしっぽのように見えるところからその名がついたそうです。 私が見たところはどれもしっぽは一つでした。
迎えてくれたのはこの花。 ねむの花を大きくしたようなきれいな花です。パフトリー? この後あちこちで見かけました。
空港に着いただけでカトマンドゥとは空気が違う・・・そして緑がきれい・・・と感じました。
カトマンドゥの町はとにかくほこりっぽいですからねー。 緑の木もほこりだらけで真っ白なのです。 雨の多い季節はそうでもないのでしょうけれど・・・
カトマンドゥにはこんな大木の並木道はなかったなーと思いながらホテルに向かう車の窓から思いっきり深呼吸、きれいな空気を肺いっぱいに吸い込みました。
ホテルは ”ベースキャンプリゾート” フェワ湖でも "レイクサイド南" といわれるところにあります。
いくつかの建物に分かれていますが部屋によってはヒマラヤが見えないかもしれません。 これは3階のヒマラヤのよく見える私の部屋から写したほかの建物です。
荷物を置き、少し休憩してから観光に出かけました。 まずはフェワ湖の南の方から・・・
☆タシリン・チベット難民キャンプ
ここのキャンプは1959年に中国軍がチベット侵攻したころにチベットから逃れてきた人たちのキャンプのようです。 約50年前のこと。 昔のようなまだ最近のことのような・・・
外では年配の方が糸を紡いでいました。 中では若い女性が絨毯を織っています。
こんなりっぱなタペストリーも・・ チベットの象徴でもあるポタラ宮ですね。 横3m 縦1.5mくらいの大きさです。
このすぐ近くにあるのが・・
☆パタレチャンゴ (パタレ=細い チャンゴ=滝) 入場料 20ルピー
岩が割けて出来た流れと滝・・というようなところです。 深さ30m、長さが500mあるということですが私たちが見られるのはそのほんの一部のようでした。
川の流れで自然にできたこんな岩があります。
☆グプテシュワール・マハデヴ洞窟 (グプテシュワール=隠れている マハデヴ=シヴァの別名) 入場料30ルピー
発見されてからまだ15年足らずのこの洞窟は一人の修験者がシヴァの像が祀られている夢を見たことから発掘して見つかったものだそうです。
かなり深いところまで階段を下りて行きます。鍾乳洞なので上からぽたぽたと雫が落ちてきます。
シヴァ神の象徴であるシヴァリンガとその上を5匹のコブラが覆っている像がありました。(写真は残念ながら・・)
その先、どんどん下っていくと地上で見た滝を下から見上げられるというところまで行けるそうですが私は帰りの登りのことを考えてそこまで行かず途中で引き返しました。
すでに1時を過ぎたので昼食を摂るため一度フェワ湖畔まで戻りました。
山中湖畔か河口湖畔か・・・というところでしょうか? ヨーロッパからの人が多いように見えました。
レストランの名は "BoomeRang"
食べるのが先でいつも料理の写真は撮りそこないます。
☆国際山岳博物館 2時すぎに訪れまし 入場料 300ルピー
フェワ湖の南東、ポカラ空港の南の方にあります。広大な敷地の中に建つこの博物館は2004年の2月にオープンしたばかり。 まだ5~6年前のことです。
日本や世界中の山岳関係者の協力で出来たものだそうです。
展示されているものは
民族衣装
エヴェレストやマナスル初登頂の人々の事や当時使われた装具や衣装
女性で初めてエヴェレストに登った田部井淳子さんのこと
鳥のこと
花のこと
蝶のこと
地質のこと
雪男のこと などなどゆっくり見て3時間近くかかりました。
ちなみにネパールの国花はシャクナゲ(ネパール語でラリーグラス)、国鳥はヒマラヤンモナル(ネパール語でダンフェ)
ダンフェの剥製はガラスケースの中。
50年近くもネパールのために貢献した近藤亨さんはこれより立派な剥製を持っていらっしゃいました。 是非国際博物館に寄付してください・・とお願いしてしまいましたがどうなったやら。
絵のほうがわかりやすい?
外には石を高く積み上げて白く塗られたエヴェレスト(と思ったのですがこれはどうもマチャプチャレですね)がありました。 せめてこれを登ってエヴェレスト(でなくマチャプチャレ)に行ったことにしようと5分ほどの登山をして今日の観光を終わりにしました。
ネパール訪問3年目にしてようやく行ってみようかなと思ったのがネパール第2の都市 ポカラ。 それとトレッキングの体験も。
ポカラ訪問は初めてなので一応観光ガイドに載っている場所をいくつか訪れました。 なんでもそうですが、一度は見てみないと話にならないと思い・・・
カトマンドゥからポカラへ
ポカラまではバスという方法もあるのですがそれだと7~8時間と時間がかかり過ぎるのでここは奮発して飛行機で行くことにしました。 飛行機だと30分で着いてしまいます。
今回ポカラへの交通手段を飛行機にしてよかったのは時間の大幅な短縮と 「特にマウンテンフライトをしなくてもこのフライトで十分ではないか・・・と思ったことでした。
かねてから一度マウンテンフライトというものをしてみたいと思っていましたが、天候によりせっかくフライトしても見えないこともあるということを聞き思い切りがつかないでいました。
天気が良ければ カトマンドゥでのマウンテンフライトはエヴェレストやランタンヒマールなどを真近で見せてもらえるので迫力が違うらしいということですが・・・。
私はポカラへのフライトで十分満足してしまいました。
雲の上に出てすぐに見える山はマナスル、ガネシュ山脈、ランタンヒマール、ドルジェラクパなどです。
ポカラに近づくとアンナプルナサウス、アンナプルナ I 峰、マチャプチャレなどが見えてきます。
フライトは30分なのであっという間に小さなポカラ空港に着いてしまいます。
空港からもマチャプチャレ(真ん中に見えるとんがった山 6993m)が見えます。 マチャ=魚 プチャレ=しっぽ という意味。 見る方角によりしっぽ(山のてっぺん)が二つに割れて見え、ちょうど魚のしっぽのように見えるところからその名がついたそうです。 私が見たところはどれもしっぽは一つでした。
迎えてくれたのはこの花。 ねむの花を大きくしたようなきれいな花です。パフトリー? この後あちこちで見かけました。
空港に着いただけでカトマンドゥとは空気が違う・・・そして緑がきれい・・・と感じました。
カトマンドゥの町はとにかくほこりっぽいですからねー。 緑の木もほこりだらけで真っ白なのです。 雨の多い季節はそうでもないのでしょうけれど・・・
カトマンドゥにはこんな大木の並木道はなかったなーと思いながらホテルに向かう車の窓から思いっきり深呼吸、きれいな空気を肺いっぱいに吸い込みました。
ホテルは ”ベースキャンプリゾート” フェワ湖でも "レイクサイド南" といわれるところにあります。
いくつかの建物に分かれていますが部屋によってはヒマラヤが見えないかもしれません。 これは3階のヒマラヤのよく見える私の部屋から写したほかの建物です。
荷物を置き、少し休憩してから観光に出かけました。 まずはフェワ湖の南の方から・・・
☆タシリン・チベット難民キャンプ
ここのキャンプは1959年に中国軍がチベット侵攻したころにチベットから逃れてきた人たちのキャンプのようです。 約50年前のこと。 昔のようなまだ最近のことのような・・・
外では年配の方が糸を紡いでいました。 中では若い女性が絨毯を織っています。
こんなりっぱなタペストリーも・・ チベットの象徴でもあるポタラ宮ですね。 横3m 縦1.5mくらいの大きさです。
このすぐ近くにあるのが・・
☆パタレチャンゴ (パタレ=細い チャンゴ=滝) 入場料 20ルピー
岩が割けて出来た流れと滝・・というようなところです。 深さ30m、長さが500mあるということですが私たちが見られるのはそのほんの一部のようでした。
川の流れで自然にできたこんな岩があります。
☆グプテシュワール・マハデヴ洞窟 (グプテシュワール=隠れている マハデヴ=シヴァの別名) 入場料30ルピー
発見されてからまだ15年足らずのこの洞窟は一人の修験者がシヴァの像が祀られている夢を見たことから発掘して見つかったものだそうです。
かなり深いところまで階段を下りて行きます。鍾乳洞なので上からぽたぽたと雫が落ちてきます。
シヴァ神の象徴であるシヴァリンガとその上を5匹のコブラが覆っている像がありました。(写真は残念ながら・・)
その先、どんどん下っていくと地上で見た滝を下から見上げられるというところまで行けるそうですが私は帰りの登りのことを考えてそこまで行かず途中で引き返しました。
すでに1時を過ぎたので昼食を摂るため一度フェワ湖畔まで戻りました。
山中湖畔か河口湖畔か・・・というところでしょうか? ヨーロッパからの人が多いように見えました。
レストランの名は "BoomeRang"
食べるのが先でいつも料理の写真は撮りそこないます。
☆国際山岳博物館 2時すぎに訪れまし 入場料 300ルピー
フェワ湖の南東、ポカラ空港の南の方にあります。広大な敷地の中に建つこの博物館は2004年の2月にオープンしたばかり。 まだ5~6年前のことです。
日本や世界中の山岳関係者の協力で出来たものだそうです。
展示されているものは
民族衣装
エヴェレストやマナスル初登頂の人々の事や当時使われた装具や衣装
女性で初めてエヴェレストに登った田部井淳子さんのこと
鳥のこと
花のこと
蝶のこと
地質のこと
雪男のこと などなどゆっくり見て3時間近くかかりました。
ちなみにネパールの国花はシャクナゲ(ネパール語でラリーグラス)、国鳥はヒマラヤンモナル(ネパール語でダンフェ)
ダンフェの剥製はガラスケースの中。
50年近くもネパールのために貢献した近藤亨さんはこれより立派な剥製を持っていらっしゃいました。 是非国際博物館に寄付してください・・とお願いしてしまいましたがどうなったやら。
絵のほうがわかりやすい?
外には石を高く積み上げて白く塗られたエヴェレスト(と思ったのですがこれはどうもマチャプチャレですね)がありました。 せめてこれを登ってエヴェレスト(でなくマチャプチャレ)に行ったことにしようと5分ほどの登山をして今日の観光を終わりにしました。