kaeruのつぶやき

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コンピュータ棋士の実力。

2014-07-22 21:30:45 | 本のひと言

 2014-05-26 この「つぶやき」でコンピュータ将棋のことにふれました。

このテキストにそれに関連することが書かれていましたので、メモしておきます。

 ≪2014年3月から4月にかけて開催された、コンピュータ ・ プログラムと人間のプロ

棋士が対戦する第3回将棋電王戦は、ロボットがコマを操作することでも話題になりまし

たが、コンピュータの4勝1敗で決着がつきました。

 12年1月に開催された第1回将棋電王戦は当時の日本将棋連盟会長の米長邦雄永

世棋聖が対戦しましたが、コンピュータの勝利でした。永世棋聖は現役を引退しておら

れたとはいえ、これがプロ棋士にとって最初の敗戦でした。

 翌年には現役の実力棋士が相手した第2回将棋電王戦が開催され、プロ棋士も事前

に相当の準備をしましたが、結果はコンピュータの3勝1敗1分となり、年ごとにコンピュ

ータの実力が向上していることを証明しました。≫

 

 

 コンピュータ 対 人間の歴史では、最初にチェスでコンピュータの勝利そして将棋でも、

しかし囲碁ではまだまだ人間の方が優位という段階だそうです。

 それは推定すべき手数の差異に原因があります。

 チェスでは最初に計算すべき指手が10の120乗、将棋は220乗であるのに対して、

囲碁は360乗になり、現在のコンピュータの計算速度では不足しているとのことです。

 2013年にプロ棋士を破ったプログラム「GPS将棋」は1秒で2億7000万手を判断

するために680台のコンピュータを連動させているとのことです。

 参考までに、ということで、

≪8枡×8枡のオセロは競技の内容が単純ということもあり、手数は10の60乗しかな

いため、コンピュータは最終局面まで読切ることができ、もはや人間は勝利することが

できません。≫ だそうです。