2014-05-26 この「つぶやき」でコンピュータ将棋のことにふれました。
このテキストにそれに関連することが書かれていましたので、メモしておきます。
≪2014年3月から4月にかけて開催された、コンピュータ ・ プログラムと人間のプロ
棋士が対戦する第3回将棋電王戦は、ロボットがコマを操作することでも話題になりまし
たが、コンピュータの4勝1敗で決着がつきました。
12年1月に開催された第1回将棋電王戦は当時の日本将棋連盟会長の米長邦雄永
世棋聖が対戦しましたが、コンピュータの勝利でした。永世棋聖は現役を引退しておら
れたとはいえ、これがプロ棋士にとって最初の敗戦でした。
翌年には現役の実力棋士が相手した第2回将棋電王戦が開催され、プロ棋士も事前
に相当の準備をしましたが、結果はコンピュータの3勝1敗1分となり、年ごとにコンピュ
ータの実力が向上していることを証明しました。≫
コンピュータ 対 人間の歴史では、最初にチェスでコンピュータの勝利そして将棋でも、
しかし囲碁ではまだまだ人間の方が優位という段階だそうです。
それは推定すべき手数の差異に原因があります。
チェスでは最初に計算すべき指手が10の120乗、将棋は220乗であるのに対して、
囲碁は360乗になり、現在のコンピュータの計算速度では不足しているとのことです。
2013年にプロ棋士を破ったプログラム「GPS将棋」は1秒で2億7000万手を判断
するために680台のコンピュータを連動させているとのことです。
参考までに、ということで、
≪8枡×8枡のオセロは競技の内容が単純ということもあり、手数は10の60乗しかな
いため、コンピュータは最終局面まで読切ることができ、もはや人間は勝利することが
できません。≫ だそうです。