173回は → http://www.ustream.tv/recorded/65839884 をクリック。
最初タブレットの中継では中断が多く、二回目のスマホでも後半中断
されたり、耳のせいか聞き取りにくいこともあって視聴し終ってなにか
物足りないものが残りました。
ゲストの鳥越昭一さんの印象から、もう少しじっくりと耳を傾けたい、
時々合図を打ちながら、時々突っ込みを入れながら話を聴けたら時間の
経つのを忘れるのではないかという感じがしたのです。
そこで「芸能ボランティア 鹿児島 さわやか会」で検索してみました。
番組で印象に残った魅力の一端を知ることができました。
これです、http://kyusyu.rokin.or.jp/pdf/m201111_06.pdf
この画面は2011年ですが、年間270回以上のステージと書かれています。
それが番組では359回と言われました、三年間に100回近く増えています。
その人気の広がりを代表の鳥越さんの顔写真から伺うことができます。
まず素顔の鳥越さん、優しく豊かな感情が面に表れて見えます。その豊か
さを活かしているのが女装された写真です、左上の6枚の右下が女装した
鳥越さんでしょう。
福島の被災地の人々へ笑いを贈りに行かれたとき「鹿児島の梅沢富美雄で
す」と笑いを取りながら会場をわかしている写真が村永さんのブログにあり
ます。そういうサービス精神の根本は鳥越さんの発言の「相手が喜ばないの
はボランティアではない」にあると思います。更にいえば、ボランティアに
はいる切っ掛けになった50歳台前の体験にあると思います。
なにかと行き詰まりを感じていた当時、たまたまボランティアグループの
老人ホームへの慰安に参加したのです。ステージで懸命に歌って終ったあと
誰も拍手をしない、頭が真っ白になってステージを降りてきたら握手を求め
てきた婦人が「また来てね」と涙を流して手を離してくれない。
その出会い、が鳥越さんのボランティア精神の芯になっているのです。
その婦人にとっての心打つ歌との出会いは、鳥越さんにとって自分のなかに
ある人を喜ばせる能力魅力の発見であったと思います。
前回、高齢者を元気づける力は高齢者のなかにあると感想をのべましたが、そ
のことの確認と高齢者仲間を元気づける高齢者自身にとっては、自分自身の再
発見であり新たな成長の確認につながるのだと感じました。