まずこれを見て下さい、今日の講演会の資料ですが講師お二人の年齢です。 小野さん92歳、黒田さん99歳です。
講演会は「三浦胤義遺孤の碑」の近くの逗子市市民交流センター、
前回の講演会(続 講師は百歳。)でも満員で立って聴く人がかなりありましたが、今回は雨でもあり定席で間に合うと思いきや、会場内はこうでした。
立って話されているのは92歳の小野妙恭尼、司会の座られてお話を、の言葉がありましたが、30分以上立ってのお話でした。
こちらを向いておられる三人の真中が黒田さん、車椅子のままの講演でしたが去年より声も大きく張りもありました。
黒田さんの会場への送迎の車椅子を押しながら話をしてみて、あと数日で満百歳を迎える人の気力というものを感じました。超高齢者の気力というと107歳108歳のきんさん、ぎんさんのぎんさんが長寿の秘訣を問われて「とにかく気力ですね」とコメントしたそうです。昨日紹介の本で稲垣さんが書いています。
実はこの講演会について広報活動をはじめた頃、黒田さんが入院され一ヶ月位自宅に戻れませんでした。準備する側は少し心配しつつでしたが、あらためて元気を頂戴したわけです。会場をいっぱいにするのもそういう元気さに触れて自分も元気になる、その場として雨にもかかわらずこられるのでしょう。
そして黒田さんも小野さんも多くの人の視線のなかに触れてご自分も元気になられるのでしょう。車椅子に乗りながら「たくさん来たね」と喜び、(車椅子で)「楽ちん、楽ちん」と軽口もでました。
『100歳までの上手な生きかた』より、
「将来、あなたもあなたのつれあいも、寝たきりの生活にならずに100歳まで健康で長生きしようという強い意志こそが大切なのです。」