葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

「てんがらもん」200回 温故創新。

2016-01-22 23:25:54 | 「てんがらもんラジオ」

200回目という節目を迎えてのゲストは仲間夕希子さん。

番組は   「てんがらもんラジオ」200回  ゲスト 仲間夕希子さん 。

村永さんのブログでの紹介によると村永さんがこの放送局の放送に出たのは、2011年10月、当時「FM銀河」の前身「FMさつま」ではゲストを毎回二人づつだったそうで、その時一緒に出演した人が仲間夕希子さんです。そのことは村永さんの次のブログに紹介されています。

http://www.ustream.tv/recorded/81758723

仲間さんは岡山県の出身だそうです、岡山県と聞くと鹿児島と結びついて「寅さん」映画の第37作「男はつらいよ  幸福の青い鳥」を思い出します。監督の山田洋次はこの時のマドンナを志穂美悦子に決めて、この人の性格に合った台本作りのため志穂美と二三回食事を共にしました。その結果「岡山県出身なのに顔立ち、気丈さ、情の深さは九州そのもの」だと感じ、舞台を九州に設定し筑豊の炭鉱の町にシナリオづくりにむかいました。

女性の顔立ちをはじめ性格とか情の深さ浅さを知る世界とは断絶した井の中の蛙に過ぎない私には比較をしてでのことではありませんが、この山田監督の九州女性観には深く同意します。それは「FM銀河」視聴を通じての実感だからです。今回の仲間さんもまさに九州女性、なかんずく鹿児島の女性だからの話です。

劇団とか何々一座という世界を全く知らなかったが、ある劇団の芝居の虜になって見に行き続けていると劇団の人から踊りに誘われ、それが契機になって舞台に上がり踊るようになります。そして鹿児島にも踊る楽しさを広げようと「やまぶき会」を立ち上げました、23年前のことだそうです。これからの夢は演劇をやりたい、踊りの舞台の置物と思われていた地蔵さんが供えられた饅頭を食べたり、突然動き出し踊りに加わったり、観客を大いに沸かせた話を熱く語ります。

熱く語る、といえば村永さんも200回、4年間を語りました。内容は番組で聞き取っていただきたいと思います。総じて言えばタイトルにしました「温故知新」を借りての「温故創新」です。過ぎた回のなかに前進・発展の力があります、新しいものを生みだす知恵と力が見つかります。平均年齢70歳の鹿児島婦人の知恵袋のなかにあるのは、地元へ厚い思いであり様々な困難を明らかにしつつ、前進の方向を探り共有しようというあつい思いです。

5周年と250回へ、道が開かれて行くのが見えます。仲間さんが踊る楽しさを鹿児島にも、と「やまぶき会」を立ち上げた精神から学び「てんがらもん」の持つ魅力を我が町にも、感じさせられた番組でした。

コメント (7)
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