今日の「kaeruのつぶやき」に「愛犬散歩と&菜園暮らし」さんからはじめてコメントをいただきました。内容はお読み頂くとして、関連したことで「つぶやき」たくなりこうしているわけです。
以前ある町の老人会の人と話したとき地域の老人会が老人という名前だと人気がないので別の名前にしてる、とのことでした。普段の話のなかにも老害という言葉が出てくる有様で、自分でもなんとなく避けるようになっていました。その頃本屋で手に入れたのがこの本です。
著者は「老人と言えば、老害のイメージが強く、その面が強調されることが多いが、年をとること、老いることは、なにも “害” だけではなく、“益” することもまた多いはずである。~「老益」をもっともっと考え、強調してもよいのではないか」と考えて筆をとったそうです。
これを読んだことがきっかけとなって「老」のつく本を持つようになって、読み通すわけではないのですが、時々開いて拾い読みをしています。
今本棚から取り出してみたら、
畳の「老」が目立ちますが、同様に本でも「老」は温かみを感じられて捨てがたいものです。ブログ仲間で私が一番年寄りですので「長老」と呼ばれたりしますが、これはなかなか気分のよいものです。坊さんも高齢になると老僧と言われ一段箔が付きます。老獪などという言葉は褒め言葉ではありませんが、狸オヤジの雰囲気があって聞き様によっては悪くありません。
勿論シニアでも結構で、明るい高齢者のイメージです。何れにしても「老い老い、どうする」は好みの言葉でいきましょう、でいいでしょう。