昨日紹介しました平山優さんの『真田信繁』の「あとがき」の最後に
【 大林氏(角川選書編集部)と私の出会いのきっかけを作って下さったのは、歴史小説家の故火坂雅志氏である。二人を案内して、信州の武田、真田関係の史跡を歩いた2011年12月の二日間、そして別所温泉で三人で語り明かした思い出は尽きない。火坂氏とは再会を約束し、その後はメールでのやりとりが続いたが、本年(2015年)急逝された。誠にざんねんである。火坂氏は、本書の完成を心待ちにしておられたという。本書を火坂氏の霊前に捧げ、擱書する。】
下の写真の単行本の開かれた頁にそれが書かれています。
火坂氏が写っている雑誌は「別冊宝島」の2014年11月発行のものです。
火坂氏は大河ドラマ「真田丸」の火付け役とでも言える人です、
それはここに書かれています。
該当部分は、
【真田幸村の大河ドラマ化に向けては、09年7月に作家火坂雅志さんの小説「真田三代」の連載が信濃毎日新聞で始まったのを一つのきっかけに、上田市民有志らが「NHK大河ドラマ『日本一(ひのもといち)の兵(つわもの)真田幸村公』放映の実現を願う会」を結成。署名集めをしてNHKに働き掛けるなど、運動を続けてきた。】