「てんがらもんラジオ」で保育問題への理解が少しでも深まった時、このキャンペーンを知り賛同したところです。多くの人が関心をもってもらいたいです。ここをクリックして下さい。
「てんがらもんラジオ」157回は1年前に久保田幸子さんをゲストに迎えました。その番組の最後に村永さんが「一貫したものを伝えられた(かなー)」と番組全体を締めくっていました。
今回幸子さんの息子さんの光さんをゲストとして迎えて、前回伝えたいとされた「一貫したもの」を光さんという人を通じて受けとったと感じました。それは村永さんが47年ほど前に保育所「よい子の家」を立ち上げた時からはじまります。「じっくり、しっかり、自分らしく」子供を成長させたいとの願いの実現に久保田幸子さんも加わり、村永さんと保育理念を共有して来たのです。村永さんの後「よい子の家」の名を引き継ぎ後継者に託して保母と保育園長を「卒園」する寸前の番組でした
光さんは生後30日経って「よい子の家」の園児となり母親と共に園に通って来ていたのです。三つ子の魂百までを見事に示してくれました。光さんの肩書きは「小規模多機能ホームおあしす福山 施設長」です。登録されている22名の高齢者を15名の職員と共に高齢者の最期の生活を支えています。職場の責任者として感じていることは、働く者の思いが尊重されてこそ、受け入れている高齢者の暮らしも守れるということです。
それは「よい子の家」の保育所運営とも通じていす、インタビューしていた前迫さんが「トップの思いが職場をつくっていく」「人柄が職場をつくっていく」と言われました。その人柄をつくるのが保育です、そこが今危機状態にあります。保育士の給料は他の職業と比べ10万円も低いのです、それに待機児童問題なのです。この問題は別に「つぶやき」ます。
昨日タイトルを「出会いを宝物にしよう」としたのは番組で前迫さんが「てんがらもんラジオ」との出会いを宝物と称したからです。同時に「玉も磨かねば光らない」をも思い出しました、自分が出会った宝物は自分で磨きをかけ光らせよう、こんな「つぶやき」も磨きのひとつでしょう。光さんの名前と共に「てんがらもんラジオ」の存在意義を深められた番組でした。