スマホのカレンダーに「エンゲルス死去」と記されてきました。こういうカレンダーは予定表としての役割を果たすものです。となるこれは何をする日なのか、ほっとけば確実に忘れ去るであろうエンゲルスについて思い起こしそれらしいことに取り組んだらどうですか、という過去の自分から今日の自分への問いかけなのです。
問いかけですから、余計なお世話ですと言って無視もできますし、今日は他の事でエンゲルスさんには気が向きません、と断りを入れることもできます。8月5日は毎年くるので去年はどうしたのだろうと振り返ってみたら、この日孫と婆さんと東北へ向かっていました。
今年は気を入れてこの日らしいことをつぶやきます。
まずは先月『資本論 第二部』に入ったばかりですから。何よりも今日私たちが『資本論 第二部』を読めるのはエンゲルスの尽力努力によるのです。さらにこのところ「市民」という言葉にこだわっています。戦争法反対運動から参議院選挙に向けての国民的運動が日本におけるはじめての市民革命的な運動とも言われました。それは3・11以後の原発反対闘争からの動きもふくめて言われる場合もあります。
原発反対の金曜日行動から戦争法反対の国会前行動に参加しての私の実感から言っても60年安保闘争との違いが分かるのです。そこに登場してきた人々はまさに聴濤さんのいう「先進資本主義国の労働者と市民(これはいま一体となっている)は世界を変える力である。」を感じる現場でした。
実は今、つぶやきつつ今夜の「日本共産党創立94周年記念講演会」のビデオを見ています。それは「市民」ということを深めるうえでも必要と思ってのことで、特に来賓としての3人の方の挨拶を聴いておきたかったからです。そのあと新参議院議員となった3人の発言にも耳を傾けることになってしまい、さらに志位委員長の講演につながっていきそうですので、中途ですがここで休止します。
「日本共産党創立94周年記念講演会」のビデオはこちらで視聴できます、よろしければご覧下さい。