手元にあるはずの鈴に手を伸ばし寝台から転げ落ちる太閤秀吉、こうなると死に瀕する一老人、ただ転げ落ちながらなお床に落ちている鈴に手を伸ばし、指を伸ばしつつ息絶えるの図は印象に残りました。鈴を手にし鳴らそうという意思をブロガーに例えれば、最後の一瞬まで発信しようという姿になると、手前勝手に描くのです。
今回は秀吉の遺言状をめぐって家康正信の企み、それへの三成側の反撃それに挟まれて意識朦朧状態の秀吉が操り人形化、見兼ねて寧々の一喝が入ります。秀吉の遺言状はこう書かれています、
こうあるわけですがそういうやりとりがあって出来たものでしょうか。
(小学館『大系 日本の歴史 8 天下統一』p340)
辞世が展示された時の写真がありました、
“ つゆとお(落)ち つゆとき(消)へにし わかみ(我身)かな
なには(難波)のことも ゆめ(夢)の又ゆめ ”
この展示については、
https://thepage.jp/osaka/detail/20140818-00000009-wordleaf
でご覧下さい。