昨日「気がつけばもう人生も24分の23経っている、残りは1時間分だ」などとつぶやきまして、あたふたと書きなぐった感じでしたが少し慌てた計算だったようです。
要は1日にも〆切りがある、深夜の24時がそれで次の時間の流れは明日の分だということです。ブログを書いていて今日中に書き上げ発信しなければならないという条件と仮定すれば、22時39分という瞬間ではあと1時間21分だという状況です。切羽詰めれば首を傾げて次は何を書こうかなどと考える余裕もなく、と言ってむやみにキーを押してもダメなんです。
残り時間を計算に入れてタブレットに向かわなければなりません。このブログでしたら、まあ明日もあるわいと自分にいい聞かせて済ませますが、プロの書き手でしたら〆切後に明日はないのです。人生の〆切りはプロにも素人にも公平にやってきますし、明日の無さは厳しく設定されています。
そこで我が人生の〆切りをどうみたらいいのか、ということになります。80歳に向かっている歳月のなかで世にいう平均余命を一応の基準とみておきましょう。2014年の80歳の平均余命は8.79年だそうです。少し甘くみて80歳まで生きてきた男は89歳まで生きられる可能性がある、と考えていいのでしょう。そのうち健康寿命というのがあります、大まかに言って80歳の男が基本的に日常生活を自分でやれる状況は7.18年だそうです。そうなるとこれから7年か8年のうちにやるべきことをやっておくという計算が出てくるわけです。
以上を前提にした話です。
今日中に打ち合わせようと、決めた時間に決めた場所に行きましたら、彼がいない帰ったというのです。スマホで何回もかけてもダメ、自宅に電話したら奥さんが「出かけたままです」というだけ。
夜になって「ケイタイを落として困っていました。警察から落し物の連絡があり、警察へ行ってきたところでした、すみません明日に予定を変えて下さい」ということでした。
自分も予定通りは動けませんし、こちらが予定通り動いても相手がそうならない場合もあります。結局1日単位でも健康寿命をのばし余命をのばしこの世の変化を楽しみながら動くことでしょう。それには楽しみなことをやることです、面倒なことをどうやったら楽しくできるか、明日の打合せも楽しみながらしましょう、ただ相手が「彼」なのが少し残念ですが。