未来社会論をめぐるレーニンの誤解をただす
マルクスの未来社会論をレーニンの誤解から解き、本来の姿で最初に展開した 不破哲三著『古典研究 マルクス未来社会論』
同書の目次から
未来社会論をめぐるレーニンの誤解をただす
マルクスの未来社会論をレーニンの誤解から解き、本来の姿で最初に展開した 不破哲三著『古典研究 マルクス未来社会論』
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『資本論』第3部第20章21章の報告を「無事」終えて、改めてこれ、
日本?の現代的乙女が『Das Kapital』を広げている所をマルクスさんらしき人が外からのぞいています。Das Kapital とあるのですからこの本はドイツ語版を想定し、この乙女はドイツ語で『資本論』を読んでるとしているわけです。
でも、この本はドイツ語など横文字系の本ではないでしょう、これです
川上さんの本は日本語ですが、横組みです。
ですから横文字の本でしたら、乙女の左手が持っている表紙にDas Kapital があるはずです。
全然『資本論』の中身と関係のない話で今日の報告をごまかそうとしているのだろうと思われると捻くれて忖度しますが、そうでもないのです、
一応B4で3枚分の報告書が準備できました。ほとんど不破さんのテキストの該当章の引用文を写したものです。実を言うと分かって写しているのではないのです、不破さんが大事だと言う所をなぞっただけです。誠に主体性のない報告書でした。ところがこれを声に出して読み上げていると分かってきたのです。
第20章での商人資本の資本主義的生産様式以前の存在が当然のことであり、それが商品をどう進化させてきたか、読み上げているうちに報告者として自信が出てきて、かなり論議を引き出すことができました。第21章での利子生み資本でも報告全体が一応の筋道を通ったものになったといえるでしょう。
自己満足⁉︎ の結果、本の表紙の挿絵のどうでもいいことに気が向く余裕も出てきたかと、それが六十からの手習い、ならぬ八十からの手習いの強味でしょう。晩学の強味、死ぬ直前に学んだことが一番余裕を持った学びかもしれません、楽しみです。