kaeruのつぶやき

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切れぎれ『資本論』

2017-08-25 21:01:31 | kaeruの『資本論』

まずは「切れぎれ」ではない資本論、

おなじみの「しんぶん赤旗」にあった「資本論」に関するもので、短いけれど本物です。

ではこちらは、

一見、いや何回見ても「資本論」に縁がないようですが、これから縁ができるかも……という図なのです。この集まりは「民悠会」の暑気払いで昨日の昼間の川崎市内某所、こちらも

場所は替わりましたが市内某所のカラオケ会館の一室、暑気払いのメンバーに誘われ行き着いた先です。「民悠会」については同じ釜の飯食った仲間の親睦会とでもいえます。

それが「資本論」と繋がるのは暑気払いの席上、ある人がこれから三年間の予定で「資本論」を読み通してみる、と思いを披露されたのです。かねがね隙あらば「資本論通読会」をこの仲間に持ち込みたいと思っていましたので、手掛かりが出来たと感じたのでした。

それをカラオケの部屋で主張しようと思いましたがやめました、然るべき機会が来るでしょう。

さて、今日は地元の「資本論講読会」、前回報告当番でしたので今回は聞き役、ということは何も準備せずの「資本論第3部 第22章23章」でした。でも前回第21章を報告していたので繋がりがあり、論議はなかなか面白く自分の目で通読してみようと思い、不破さんの《『資本論』全三部を読む》の該当頁を開くと23章について

この章は、第五篇の前半部分では、いちばん大事な章です。

とありました。

そして、

利子生み資本が問題になるというのことは、資本家という階級のあり方という角度から見ると、資本家たちが、貨幣を貸し出す貨幣資本家たちと、その貨幣を借りて産業や商業を営む産業資本家たちおよび商業資本家たちとに分化するということです。ここでは、資本家たちの分化および分化した資本家たちのあいだの関係が、研究されます。

とつながっていきます。

今日の論議でも出されましたが、マルクス時代と比較すると圧倒的な金融資本の巨大化が成し遂げられている現在資本主義を正確に理解するには、ここが大事だ‼︎ ということでしょう。

ならば、自分の目で読み頭で考えておかなければ、あとが大変でしょう。全3部3772頁あって全部大事だ、なんていうことはないのです。信頼できる人が水先案内人として「ここが大事」というところは自分のものにしておく努力が、それこそ大事なのです。

ということで「切れぎれ資本論」でも大事なところを継ぎ合わせれば「資本論大事集」が作れて、自分の身の丈に合った「資本論頭」になるのでしょう。