明日は初句会です、との確認のメールで新たな気持ちになって、今年俳句関係で読みたいこの本の紹介です。
このところ『乱(らん)』と「西郷どん」に触れつつ明治を考える、まではいかないがのぞいています。それは明治という時代の「大変革」の内容を知りたいからで、変更の方向にそって今でも動いているものは何か、を知りたいからです。
併せてこの本のいう「戦後」はまさに我が人生のことですから、一層知らねばならないことです。
「戦後」のついた「論争史」では、
があります。先の本が俳句分野であり、こちらは政治・社会分野のものですが、ほぼ同時代を対象にしています。
最近の政治社会傾向が「戦後から新たな戦前に」動きつつある時、トータルとしての政治の反動化戦争への傾きに警告を発し、反対運動を広げる重要性は論を待ちません。それと併せて、個別分野で「戦前化」に警告を発し平和への姿勢を確立しなければなりません。現状への批判的視野視点は「過去=歴史」への科学的客観的認識によって得られるものでしょう。
なにか大層な事を言い出しました、要するに明治維新は我が身の体験の中にないが「戦後」は我が事なのだから、自分の目で読めるうちに読んでおきたい、というだけの話です。