『乱(らん)』をブリュネを中心に読んできたのですが、この先続けるためには本そのものを読みすすめていかないと、つぶやきが途切れてしまいそうです。
一応これまでとこれからの『乱』の構成を章で紹介します、
「第1章 異人切り」は1月1日の「つぶやき」で「井土ケ谷事件」として紹介したところです。章でいうと「第16章 パリ万国博覧会」までがつぶやき終えたということになります。
このあといよいよ「第17章 王政復古」となり維新の大転換へと舞台が移ります。この章に関しては薩摩屋敷への砲撃を企てていた証としてブリュネの「薩邸砲撃の方略」を紹介しましたが、主題は「王政復古」そのものにあるわけです。そこをある程度詳しく知っていかないとブリュネの行動の意味も曖昧になるでしょう。
それに「西郷どん」への目配りもしていきたいのでこの章あたりからブリュネの動きだけでなく、幕府側倒幕側の動きも追ってみたいと思います。『乱(らん)』ではこの後、
「第45章 三上超順の最期」で未完のまま終えています。
大河ドラマ「西郷どん」では藩主が斉興から斉彬へと変わる時期で、王政復古までかなり時間があります。綱淵謙錠の筆で『乱(らん)』に姿を見せる西郷隆盛も追いながら「つぶやき」をすすめたいと思います。
そのため読みを整理しますので、このブログへの記載を少し休みます。