kaeruのつぶやき

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ブリュネのスケッチ=足跡

2018-01-22 20:22:44 | 『乱』と「西郷どん」

  『乱(らん)』には何枚もブリュネのスケッチの写真が紹介されています。既に慶喜の姿他二枚もこのブログでも紹介しました。ブリュネのスケッチの紹介は即彼の日本における足跡の紹介になるのですが、それをやっていると大変です。

あと一枚で代表してスケッチによるブリュネの足跡は終わり、

同じ写真がネットにありました。

ネットのものには一行くらいの説明ですが、本では1頁書かれています。

【 〈(まず写真の日付)1867年7月6日(和暦・慶応三年六月五日)、江戸の未開人の最初の驚き〉というわけだが、そこに描かれているのは軍隊の大行進とそれに驚く古風な武士の姿である。

   もう少し詳しくこの絵を眺めてみよう。

   部隊は絵の右から左手に行進中である。背景に柳らしい木が何本か並んだ土手と城郭が見えるところから、どうもこの背景は江戸城であり、しかも日比谷から桜田門のあたりを堀に沿って進んでいるところで、これから井伊邸や半蔵門、さらに麹町方面へ坂を登って行こうとしている場面のように思われる。

   先頭にはラッパ手が三人、フランス式と思われる軍服姿も凛々しく、うしろに垂れのついた軍帽を冠り、背中に斜めに鉄砲を担いで、勢いよくラッパを吹き鳴らして行進している。

次の笠を冠った騎乗の士官(日本人)が二人、筒袖・ダンブクロにレキション(羽織)姿で続いている。二人とも抜刀し、うしろの一人は振り向いて何か指図をしている。驚くのは前の士官の西洋鐙に伸びた脚に穿いているのが乗馬用の長靴(ちょうか)らしいことである。

   続いて一般砲兵に轡をとられてた駄馬が、分解された大砲の砲身に車輪をひっかけた形で搬送中であり、そのような駄馬がずうっと列をつくっているらしいのである。

   つまり、これこそブリュネの教えている砲兵部隊の行進図なのだ。ブリュネは江戸でこの部隊の到着を待ち受けていて、このスケッチをしたわけだ。

  画面の右端に大きな饅頭笠を冠り、立派な大小を帯びた、大身らしい身なりの武士が立っている。頭がすっぽりと笠の中に入っているために、いささか仰向く形で笠の下からこの砲兵部隊の行進を眺めているが、その顎を突き出した姿勢がいかにもこの近代軍隊の偉容に驚き呆れている格好で、さながら〈江戸の未開人の最初の驚き〉を象徴しているのが面白い。】


沖縄南城市市長選、勝つ。

2018-01-22 11:28:07 | 国政展望


この後はこちらで、

http://blog.goo.ne.jp/kszh4-shimin/e/8c5540c7efca717fc9d37b90d6260574


頂いたコメントを使わせもらいます、ありがとうございます。

選挙結果 (屋根裏人のワイコマです)
2018-01-22 20:24:36
今年1年、県知事選など重要選挙が続く「選挙イヤー」の沖縄県で21日、先陣を切る形で南城市長選が投開票され、「オール沖縄」が支援する元衆院議員、瑞慶覧長敏氏(59)が、自民党などが推薦する現職、古謝景春氏(62)を大接戦の末に敗って初当選し、現職の4選を阻止した。
両候補の票差は、わずか65票差だった。当確が出たのは、22日午前0時を回ってからだった。
同県では安倍政権と翁長雄志知事の対決構図が続いており、今回も安倍政権VS翁長氏による事実上の「代理戦争」となった。
今秋に、再選がかかった知事選を控える翁長氏は、「選挙イヤー」の初陣で「翁長派」候補が勝利し弾みをつけた形。政権側には、痛い敗北だ。投票率は66・92%。
28日には、米軍普天間飛行場の移設予定先がある名護市で、「選挙イヤー序盤の天王山」といわれる市長選が告示(2月4日投開票)される。名護市長選も、激戦必至とみられている
と日刊スポーツが報じていた。